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【キリコ】について。長いまつげに、たくさんのピアス、赤茶の髪。

どうもみても、渋谷や原宿を歩いている17、8の女の子にしかみえない。
しかし、普段彼女が手にしているのは、“モップ”であり、“バケツ”であり、“掃除機”だ。
そう、天才的な腕をもつ、【オフィスの清掃作業員】なのである!

キリコ、オンリーの紹介になりましたが、主人公は別にちゃんといます(笑)
【梶本大介】というオペレータールームに配属された新入社員。

課長以外は女性のみという部署内、または他部署において、
いじめ(?)、泥棒、詐欺、殺人まで、オフィスビルで起こった不思議な事件。

最後に頼りになる探偵役は・・・・清掃作業員の【キリコ】であった!

言い忘れましたが、連作短編集です。
テンポよく話は進み、ほどよい長さで、読みやすい。
大介とキリコのコンビも、嫌味がなく、とても良いです。
一つ一つの話は、ミステリーとして、特別トリックが凄いとか、予想もつかない展開!
というわけではないのだが、もう一話、もう一話と次が読みたくなります。

順調に読み進んでいって、ある話を読みはじめた時。
「え~、ここまで来てそれはないでしょ?」と少し読む気が失せた。
その間に違う本を読んだりしながら、渋々残りを読んでみると・・・

近藤史恵様、私がバカでした。ごめんなさい。
単純な私は作者にとって、まさに思う壺!の読者なのかもしれない。

読了後は、堪能しちゃったな~という感じです。面白かった。

近藤さんは以前『この島でいちばん高いところ』を読んだが、
そんなにインパクトは感じず正直あまり気にしていた作家ではなかった。
(祥伝社の400円文庫だったので、長さが中途半端だったのかも)
が、これからはいろいろ読んでいきたいと思う。

今まで、あまり見たことがないのですが(他の作家の作品を含め)
他にもいろいろ出しているのでしょうか?それとも比較的新しく出来たもの?

少し話を戻して・・・
手際のいい掃除、というのは見てるだけでも気持ちいい。(てか、自分でやれ!)
プロの技!というのもいろいろありそう。
私にも、掃除の神様が降臨してくれないだろうか・・・





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最終更新日  2003年10月01日 21時49分38秒
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