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東京ビーバーズのオーナーが、ロッカールーム奥の監督室で倒れていた!
試合に出場中のバッテリーが事件に迫る?


ひさしぶりの野球モノ。ユーモアミステリです。
どうもパッとしない締まらないタイトルですが、登場人物をみれば致し方ないか。

監督からの敬遠の指示。「冗談じゃない」とむくれて、勝負。
いざ、打たれてしまうと、キャッチャーに責任転嫁。
そんなピッチャーがこの話の主役【三野田秀丸】。

もうめちゃくちゃ。自分が良ければ何の問題もない。
後輩だって容疑者にしてしまいかねない。


大変なのは、バッテリーを組む後輩のキャッチャー【三島耕平】。
怒らせると何をしでかすかわからない秀丸に、いいように使われる。


存在そのものが珍プレーといった感じ。
野球シーンはそれほど細かく描かれるわけではないが…
登板しながら、事件の推理を働かせる為、上の空。
しかしその投球が奇跡を呼ぶか?というところも一つの読みどころ。

ちなみに、被害者の東京ビーバーズのオーナーは、こんなことを言ってます。

「野球選手風情が何を抜かすか!」 (P29)

これが命とり?


ミステリとしては可もなく不可もなく。
秀丸の人間性を楽しむことに集中したほうがいいかな。

『珍プレー殺人事件』 川上健一 集英社文庫 (昭和62年11月第1刷)





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最終更新日  2004年10月21日 07時25分04秒
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