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2004年05月27日
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って名前好きだよね。ティムバートンって。

いや~、いい作品だった。

真実を知りたい息子。
真実を語る父親。
息子が欲しかった真実は父親の事実。
父親が知って欲しかった真実は自分を通した世界。

寓話に仕立てられた経験談には常に教訓が含まれてる。
そしていつだって前向きだ。


その数々の話には彼の優しく誠実な気持ちが溢れている。
悪人なんて誰も登場しない。
誰も批判しない。
そして最後は必ず報われるのだ。
彼の目を通した世界にはいつだって優しい光が差している。

決してホラ話で賞賛されたり煙に巻きたかったんじゃない。
自分の愛する人達に伝えたかったんだ。
辛いこと。
不幸。
憎しみ。
不安。

俺の目を通してごらん。
世界はこんなにも美しいと。

でも最後の時を迎たとき、怖かったんだ。
でもそんなことは言えない。
だから自分がそうしたように、美しい世界を示して欲しかった。

父親がどういう気持ちで話をしてくれていたのか。
そして愛する人に語るべき真実とはどういったものなのかを。

そしてその時のホラ話は現実となった。
彼に触れた人達が皆集まってくる。
ホラ話かと思えた話に登場してきた人達。
みんな笑ってる。
彼を思うとき、全ての人が笑顔になれる。
そんな人だったんだ。

息子は父親の目を継いだ。
初めての寓話の登場人物は父親。
それは父親にとってのビッグフィシュと同じ。
エドワードは自分の築いた世界に生き続けるのだ。
自分が愛した息子が語り続ける限り。
そして子から子へ語り継がれ、永遠に生き続けることだろう。

寓話にする人はいないけど、どんな体験談も面白おかしく話す人っているよね?
そういう感覚なのかな。
寓話は話さないけど、そうありたいとは思っていたな。
やっぱりたまには泣き言言ってしまうけど・・・。





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最終更新日  2004年05月27日 22時31分44秒
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