ブラック オパール

第3回では、第2回 『ご住職はオパールがお好き?』で、
「仏像の目に入れるのじゃ!」 と、ご住職に、たくさん、
お買い上げいただいた『ブラック オパール』について、
今回は、ご紹介いたします。

ブラックオパールは1902年に発見されましたが、
あまりの美しさのため、人工的に作られたものと思われ、
当初はディールの対象にもならず普及しませんでした。

しかし、いったんそうでなく天然の石とわかると急速に
もてはやされるようになり今日にいたったわけです。

「ブラックオパールは、真っ黒なオパール?」とよく質問されますが、
ブラックオパールとは、グレーから、黒の地色(ボディーカラー)の
オパールの総称で、けっして表面が黒くみえるのものではありません。

ブラックオパールは、赤、オレンジ、緑、青など、多種な色が
混ざり合い、色のパターンも各石独特なパターンを
かもしだしているため、宝石の中でも稀少価値の高いひとつと
なっています。

ブラックオパールは、 ニューサウスウェルス州、ライトニングリッジ
鉱山で産出しています。



コレクション価値のある92.5ctあるブラックオパールブローチ

■ ブラックオパールの評価(グレーディング) ■

ブラックオパールのグレードの基準は、通常  オパールのタイプ・
回折色・ブリリアンス・パターン(模様)・透明度・シェイプ・
サイズ・不純物の有無
などのすべてが評価の対象になります。

特にその中の回折色(輝き)が一番大きな要素をもっています。
グレードの高い、すなわち価値の高いオパールの回折色は、
もっとも稀少価値の高いレッドを含むものから順にオレンジ、イエロー、
グリーン、青、紺、紫色となっていますが、特有のカラーパターンを
もつものなどもあり、単純に評価するのは難しいのが現状です。

ブラックオパールは下記のような種類にわけられます。

■ セミブラックオパール ■

ボディーカラーがグレーで、特有の色の濃さを見ることのできる石。

↓表側のボディーカラーにもグレーが多少出ています。


↓表からはグレーが出ていませんが、サイドからご覧になると、裏がグレーになっています。



■ ブラッククリスタルオパール ■

表面に内部からの色が見られる透明な石。



■ ブラックオパール ■

濃い灰色から漆黒の地色(ボディーカラー)で、中にはたくさんの
色が見ることができ、最も稀少価値の高い石もあります。


ブラックオパールの中にもバリエーションにとんだ色合いがあることを
おわかりいただいたでしょうか?


オパールの魅惑的な世界 バックナンバー

『はじめに!パワーストーンオパールの魅惑的な世界』はこちら


第1回 『パワーストーンとしてのオパール』はこちら

第2回 『ご住職はオパールがお好き?』はこちら

第4回 『オパールの神秘的なパワー』はこちら

第5回 『ホワイト オパール』はこちら

第6回 『幸運を引き寄せるオパール』はこちら

第7回 『ボールダーオパール』はこちら

第8回 『オパールパワーで健康維持』はこちら




Shop 19, Ground Floor, Piccadilly Plaza 
210 Pitt Street, Sydney 2000 NSW Australia
Tel: +61-2-9267-3236 E-Mail: info@opalbliss.com
★オパールブリス シドニー店★
★オパールブリス☆オークション★楽天
★オパールブリス☆オークション★ビッダーズ店

お店の 地図はこちら



© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: