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保険の異端児・オサメ
保険って、思ったように保障してもらうためのもの。でも、思ったように保障してくれません。それは、普通に考えれば保障されると思われる言葉に「からくり」が仕込まれているからです。そのからくりを暴くのが私の役目です。
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2007/10/05
カテゴリ： カテゴリ未分類
今回、
金融庁から不払い問題の指摘をされ、
その中で新たな不払いが発覚したのが
解約返戻金がある保険契約が失効して、
解約手続きをしないために返金出来ていない
失効返戻金なるもの。
保険契約が失効するという流れの原因の１つに、
保険料の支払いが出来なくなっている状況が想定できます。
そのようなことになっている状況のときは
継続をする意志があるのに支払いを忘れていたなど、
保険契約を解約したいという思いがない状況である場合が少なくないと思われます。
解約をする意志がないのに、
保険契約が失効した時の状況は、
解約返戻金があることすら
頭に入っていない場合が少なくないのです。
そんな方が結構おられて、
返戻金があるのに解約手続きをしていないために
未処理のまま残っているお金のことが、
失効返戻金と呼ばれているようです。
私は、ここで申し上げたいのは
解約返戻金が発生するのは、
掛け捨て保険料に積み立て保険料を上乗せして
支払うと思って下さい。
同じ保障なのに
掛け捨ての保険料に比べて保険料を多く支払うように
中には、使い方次第でメリットになる保険もあるのは確かです。
しかし、
中途で保険契約の変更などが生じると
メリットがなくなるのです。
（継続してもメリットが得られるとは思われないのもあります）
失効も同じことです。
積立型でないと嫌と思って、
保険料を多く支払っても
長い人生ではどんなことが起こるか分かりません。
それで、
保険契約が失効し、解約するのを忘れることも
考えておかなければなりません。
私から見ると
あらゆる面で、消費者が損する確率が高いと思われることを
自ら望まれる方が少なくありません。
本質を見る力を養う努力が必要ではないでしょうか
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