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2008.08.30
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カテゴリ: 夢に向けて
昨日の続きです。

金型とは、同じ品物を大量に作るために必要です。
自動車一台を作るためには、驚くほど多くの金型が使用されてパーツを作り
ラインで生産されます。

そのため、金型は非常に高価なもので
製品の精密さを上げるためには金型を構成する部品一つ一つを
沢山のお金をかけて製作するため、より高いものになります。
製作依頼者は高価な金型を設備として考えるものです。
金型を製作し、製品を作り、そこにメッキやタップ加工、アセンブリーなどといった


しかし昨今の製品の作り方は、NC工作機械の進歩と世間がそういうものを求める所為か
高付加価値製品、多種少量製品が一般的となり、ものづくりの考え方が変化しつつあります。
そうなると、金型の定義自体が変わっていきざるをえません。
今まで金型による製品に付随していた付加価値をつける加工や処理を
主役として位置づける、つまり既存の製品の重心を変えたり、発想を転換することで
金型と金型製品の見方が変わります。

たとえば、
センバン加工やマシニング加工で使用する、バイトやエンドミルのように
金型での工程を機械加工の位置づけで考える、とします。つまり
金型を資産としてではなくて、工具として考えると
既存のプレス加工がもっと身近に、使用されたり受け取られたりするのではないのか。

パンチやダイであるわけだから、敷居を低くすることに抵抗を感じる
プレス業者はまだまだ沢山いると思います。

この考え方が、自社の常識となれば、
プレス加工においては他の追随は困難ではないでしょうか。

もうすでに、そこに気づいて実践している方は沢山いると思います。

邪道であるのかそうでないのか、これは考え続けてみなければ分からないことです。
良い金型を作ることに専念し、技術を磨いてさえいればいい時代ではありません。
ビジネスモデルに考えをめぐらすことも重要な仕事の一つになっているのかもしれません。





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Last updated  2008.08.30 11:38:41
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