毎日が異文化コミュニケーション?

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フランク・ロイド・ライト - OAK PARK -



■■■ 建築家 フランク・ロイド・ライト氏の建築物を巡る旅!!■■■

~・~ Spring Green / Oak Park / Madison ~・~


4月17日~21日までの
サウスダコタからミネソタ州・ウィスコンシン州・イリノイ州と
3つの州を跨ぐ、車で片道11時間の旅の記録です。




-=-=- 4月17日(木) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=--=-=-

主人にいつもよりもちょこっと早く帰宅してもらい、この日の夕方から東へ向かい始めました。出発は午後6時。この町から車で3時間半のミネソタ州、Albeart Lea へI90を使って出発です。

Albeart Lea という町は、I90と35号線が交差している所にある町で、ちょうど、わが町くらいの大きさかな?と、言えるくらいの小さい町。真上へ2時間程行けば、ミネアポリスに着く場所にあります。

とにかく、1日の走行量を減らしたかったので、この日に行ける所まで行こう!!と、この日にここまでやってきました。この企画、大正解です。やはり、片道11時間はシンドイ!!(>_<)





-=-=- 4月18日(金) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=--=-=-

朝はホテルのセルフサービス・バフェで腹ごしらえをして、9時には出発です。またI90を使って東へ向かいました。最初の目的地は、ウィスコンシン州にある”Spring Green”。ここにはライト氏の人生を語る上で外せないポイント!そう、あの”Taliesin east”が存在する場所です。


I90から14号線を南へ下ります。その二つの道路が交差する町が”La crosse”。この近辺にはフランスの地名のような響きの町がいくつかありました。きっとフランスからの移民が多くすんだ町なのだと思います。本当にアメリカって、移民の国!!なんですよねぇ~


Albeart Lea から4時間ほど(途中豪雨にあい、運転が大変そうでした・・・運転はもちろん主人です!!)で、Spring Green に到着しました。




※  Taliasin east  ※

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着てみて・・・最初に思ったのは、やっぱり何も無い・・・・でも、すでにここの芝生は青々としていて、美しかったです。幸い”Taliesin east”へ到着した頃には雨もあがり、ちょっとしたお散歩を楽しむ事ができました。

ここには、ビジターセンターがあって、”Taliesin east”各種ツアーの受付等をしているようです。この日はビジターセンター、やっていませんでした。4月はまだオフ・シーズンですから・・・5月からシーズンが始まります。っここへは5月の連休に再訪する予定です。ツアーも予約しなくっちゃ!!

シーズン・オフの”Taliesin east”は閑散としていて、ちょっと寂しかったですが、青々とした芝が良く手入れされていて、気持ちよかったです。次回が楽しみです!!


※  Taliasin east 情報はこちらから・・・
※  Spring Green 情報はこちらから・・・





その後、またI90を使って3時間半、シカゴにある”ミツワ・マーケット(ヤオハン)”に到着。ここで日本食を堪能しました。お買い物もバッチリ!!三省堂が入っていて、ここは正に”日本!!”という感じ。シカゴの方がうらやましく思いました。この日は”ミツワ・マーケット”近くのホテルに宿泊です。





-=-=- 4月19日(土) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=--=-=-

ホテルで軽く朝食を済ませて、いざ!!”Oak Park”へ出発です。この日はあいにくの雨。ですが ”Oak Park”では止んでいてくれました。ラッキーです!



※  Oak Park  ※

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この”Oak Park”にはライト氏が初めて持った仕事場兼用の邸宅があります。他にも、ライト氏が設計した家々がここ周辺に集中して存在している事から、各種ツアーが組まれていて、ライトファンが熱心に”Oak Park”内を散策
していました。私のここでの目的は、そのライト邸ツアー。11時からのツアー開始なのですが、10時過ぎに到着。ちょっと早かったので、運よく、ライト邸の前に車を駐車することができました。今は、夏休み中ではないので、そんなに込み合ってません。夏に車で着たら・・・どこに車を止めればよいのやら???夏でなくて良かったです。


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本当は主人と一緒にツアーに参加したかったのですが、6歳以下の子供はツアー参加資格が無いため、主人には息子と一緒に”Oak Park”内を散策してもらう事にして、私だけ、ツアーに参加しました。本当は私も”Oak Park”内の散策をしたかったのですが、時間がなく、あきらめました。(>_<) (上の写真は主人が撮影したOakPark内のライト設計の住宅です。)




このライト邸ツアーは1時間ほどのツアーで、邸内を全て回る事ができます。ただ、室内の写真撮影は不可なので、外観の写真しか撮れませんでした。(ライト氏設計の建築物で室内の撮影が許可されているのは、あの”落水荘”の2時間のツアーだけ・・・)皆さんにお見せできないのが残念です。


ライト邸のツアーで一番驚いたのは、”Japanese・・・Japanese・・・Japanese・・・”のガイドさんの言葉。何度この”Japanese・・・”という言葉を耳にした事か!!ライト氏は日本の浮世絵の収集家としても有名な方で、このツアーで何枚も浮世絵(コピー)が部屋に飾られているのを見ました。きっとライト氏がこの家を利用していた頃には本物だったんでしょうね。実際1905年に初めて奥様と一緒に日本へいらしていたようです。ツアーではその時に使われた本物のパスポートを拝見する事ができました。面白かったのは、当時のパスポートって小冊子ではなく、一枚の紙切れで、しかも顔写真はなく、そのかわり、その人の特徴を書く欄があったと言う事。しかもライト氏、背が低かったのにも関わらず”tall”と書いてありました。自己申請だったようで、ウソを書く事もできたんでしょうね!他に、鼻は”large”とか口は・・・とか身体的特徴が書かれてありました。


デザインの部分でも、日本の住宅を参考にしている事があるのだとか・・・ツアーの中でよく聞いた言葉に”Japanese komado(小窓)window”という言葉がありました。欄間の事だと思うのですが・・・大きな観音開きのガラスドアの上に細長い窓が置かれているスタイルを何度も見ました。確かに日本風!!


ライト氏は実際、長期日本に滞在されています。帝国ホテル(かなり前に取り壊されていて、ほんの一部が名古屋の明治村に展示されているようです。)の設計を担当した時に、奥様を一緒にいらしていたのだそうです。お母様も同行されていたとか・・・それ以外にも、浮世絵を手に入れる為に、何度も日本を訪問しているのだそうです。その大量に購入した浮世絵を保管する為、ライト邸内の設計室には、大きな大きな金庫がありました。と言っても、手に入れては、借金の肩代わりに持っていかれたりで、出入りが激しかったようですが・・


本当にツアーの最中 ”I am Japanese!!”って何度言いたかった事か!!そんな経験アメリカへ来て初めてでしたから、恥ずかしいやら、うれしいやら、何だか変な感じでした。アメリカを代表する?!建築家がそのデザインスタイルに日本を取り入れているなんて、素敵な事ですよねぇ~気分が良かったですよぉ~(って私だけ???)


そう言えば、ライト邸にあるブックショップには、日本を代表する建築家”安藤 忠雄”氏の写真集が置かれていました。世界的に有名な建築家なんて山ほどいるのに、その中で唯一、たった一人だけ、ライト氏ではない建築家の写真集が置かれていて、それが”安藤氏”。それを見たときに思わず”すごいっ!”と声をあげてしまいました。(小さめに・・・)
思うに(勝手な推測ですが・・・)安藤氏とライト氏の物を作る上での発想が近いからなのでは???と感じました。ツアー客の皆さんが、この安藤氏の写真集に魅入っていました。


※  Oak Park 情報はこちらから・・・
※  ライト邸 情報はこちらから・・・




1時間のツアーなんか、あっという間でした。とにかく、素晴らしかったです。この後、本当は”ユニティー・テンプル”も見学したかったのですが、時間に追われていたので、諦めて、次の目的地”ロビー邸”へ向かいました。




ツアー後、次の目的地”ロビー邸”へ向かいました。
この旅の前にナビを買い、そのナビに従ってここまで来たのですが・・・思わぬ事態発生!!ナビにも、地図にも書かれていない事!!なんだと思います???はいっ、”ハーレム地帯”です。全く知らなかったのですが”Oak Park”周辺は黒人の皆さんが集まって暮らしてらっしゃる地域のようで・・・荒れ果てていました。”やばいぞぉ~どんどん怪しい雰囲気になってきたぞぉ~”と主人と私、思わず、車にロックをかけてしましました。家々には全て鉄格子が嵌め込まれ、歩道もゴミだらけ・・・道行く人々の表情もどことなく暗い感じ。ここで事故ったら一環の終わり!!と運転する主人の手に力がはいってました。途中、主人の機転でナビとは違う道を行く事ができて、やっと怪しい雰囲気から抜け出せて、ホッとしました。あのままナビの通りに走っていたら・・・と思うとゾっとします。なんってったって、メチャメチャに剥奪されたガソリンスタンドとか見ちゃいましたから・・・ほとんどのガススタンドがフェンス付き!でした。中古車を売るお店なんか、有刺鉄線付きですよぉ~恐いからぁ~(>_<)




※  Frederick C. Robie House  ※

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そんな恐ろしいドライブを1時間くらいした後、やっとロビー邸に到着です。着いた頃には大雨でした。ここでも6歳以下(確か・・・)はツアーに参加できない為、また、私だけ!!ツアーに参加してきました。さすがに主人もキレそうでしたが、なんとかお許しをいただいて、1時間のツアーに参加です。


ロビー邸のガイドの方はボランティアなのだとか・・・(もしかしたら、ライト邸もそうだったのかも???)ご苦労様です。ツアーの料金は全て、ロビー邸の修繕費に回されるのだそうです。ロビー邸はつい最近まで荒れ放題で、とてもツアー客を呼べるような状態ではなかったそうです。修復に修復を重ねてやっとツアー開催にこぎつけたのだとか・・・確かにキッチン・半地下の子供室はまだ未修繕、3階のベットルームはお客を上げられないほどの状態なんだと思われます。ツアーでは見る事すらできませんでした。なのでツアーの最後は、寄付金を募っている・・・・というメッセージで終わりました。そこのあなた!!是非、ロビー邸へ寄付を!!(って自分でしてよっ!ってね。)


ロビー邸も室内の撮影は不可なので、外観だけしか皆さんにお見せできないのが残念ですが、外観も素敵ですよねぇ~ この家も、ライト邸も、100年以上前に設計された家だなんて・・・思えません!100年以上前の家がまだ両家の近辺に存在しているのですが、有名なドラマ”大草原の小さな家”に出てくるような家ばかりですから・・・このデザインはかなり斬新だったに違いないですよ。実際、当時、ご近所からは奇異な建物と位置づけられていたようです。無理はない・・・・


で、その室内空間!!横に広く広く伸びるような工夫がされているリビングルームとダイニングルームが最高でした。照明器具も全てオリジナル!!そんな家に住んでみたい・・・・・


ライト邸もロビー邸を訪れて面白い事に気づきました。
どちらにも、ブックショップがあってそこでツアーの受け付けているのですが、そのショップはそれぞれの邸宅にあった車庫を利用していました。どちらも車が3台入る程の空間ですから、ちょっと狭い感じでしたが、良いアイデアだなぁ~と思いました。


ロビー邸はまだまだ、修繕が不十分で残念でしたけれど、ツアー客がたくさん訪問して、修繕費も多く寄付されて、完全復活できる日を楽しみにしています。ボランティアの皆さんも頑張ってぇ~ヽ(^。^)ノ



※  ロビー邸 情報はこちらから・・・





この日の予定は全て終了!パパ、そして、息子よ!!本当にありがとう!!

明日は、みんなでシカゴ・ダウンタウンを探索だよぉ~ヽ(^。^)ノ






-=-=- 4月20日(日) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=--=-=-

前日からシカゴ川が望めるホテルに滞在し、今日はミシガン湖沿いにちょっと南へ下った所に在る”フィールド博物館”とその近くの”プラネタリウム”へ向かいました。運よく、この日は最高のお天気!!快晴です!!私達が泊まった”The Westin River North”からシカゴ川沿いを歩いて、ミシガン通りを南へ下ってしばらくしてから、ミシガン湖沿いをお散歩してみました。
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ミシガン湖沿いには、サイクリングやハイキングが出来るようなルートがあって
シカゴの皆さんが気持ち良さそうにサイクリングを楽しんでらっしゃいました。
お天気が良かったですから、私達も本当に気持ちが良かったです。
電車で行こうとおも思ったのですが歩いて正解です!!
毎日といわなくとも、毎週こんな素敵なルートをお散歩してみたいものだわぁ~



Field Museum of Natural Hisory  ※

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ホテルから1時間くらいで到着です。とても大きな博物館で、全てを見るにはかなりの時間がかかりそうでした。我が家のここでの目的は、ティラノザウルスの”Sue”!!私達が住むサウスダコタで1990年に発掘された”Sue”ですから、是非、本物を見てみたい!!と言う事でやってきました。この”Sue”は現在発掘されているティラノザウルス・レックスの化石としては、世界で最大!かつ最も完成に近いものなのだそうです。1997年、オークションによってこの博物館で購入されたのだどうで、購入費はマクドナルド、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート、そして個人の寄付によって集められた物だそうです。


私達が去年の暮れに行ったディズニー・ワールドで見た”Sue”はコピーされた物。こちらが本物の骨であります。1階メインレベルにある”Sue”の頭蓋骨はコピーでアッパーレベルに本物の頭蓋骨が展示されていました。そこへ行くと、スタッフの方がコピーされた同じ形、重さの歯を手に取らせてくれて、いろいろと説明してくれました。半分くらいしか分からなかったけれど、かなりの重さでしたよぉ~ただの1本の歯!なのに・・・


やはり、本物を見ると気持ちが高ぶってきます。(って私だけ???)こんなしっかりした骨格のほとんどが残っていたなんて・・・ロマンだわぁ~


”Sue”様も大迫力で素敵だったのですが、私はこの博物館の内観が大好きです。自然光がデザインされたトップライトから優しく室内を照らしています。美しかったぁ~写真はフォトアルバムに載せようと思ってます。


”Sue”様だけ拝んで、ここはおしまい。ちょっともっていない気もしたのですが、時間に追われていたので、次の目的地、プラネタリウムへ向かいました。





※  Adler Planetarium & Astromy Museum  ※

フィールド博物館から徒歩15分くらいで、プラネタリウムに到着です。ここでは”Sky Theater”と”FLY ME TO SHOOT FOR THE MOON”を見てきました。
”Sky Theater”ではシカゴの星空を見ることができました。正直、私は全くこの分野に疎いので、しかも英語の解説で、良くわからなかったのですが・・・主人は天体好き人間なので、楽しんでました。息子も訳分からなかったようですが、とにかく”星空がきれいだった”そうです。


特筆すべきはこの”FLY ME TO SHOOT FOR THE MOON”!!人類で最初に月へ降り立ったシーンを、子供向けに立体映像に仕立てた映画でした。15分くらいでしたが、息子は大興奮!!映像は主に映画の”Apollo 13”を参考に3DCG化した作品のようでした。でも子供向けですから、安心してみていられます。他の子供達も大はしゃぎしていました。




この場所には他に”シェッド水族館”もあるのですが、正直、アメリカの水族館には失望させられっぱなしなので、行くのをやめました。やっぱり、日本の水族館にはかないませんよぉ~


※  Field Museum 情報はこちらから・・・
※  Adler Planetarium 情報はこちらから・・・






※  LOOP AREA  ※

プラネタリウムを後に、またまた徒歩で・・・ホテルへ向かいました。
帰路は、ミシガン湖沿いでなく、ループ地区(シカゴ川南)を歩いてみました。

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シカゴは1871年に大規模の火災にあい、廃墟と化した街から驚異的な復興を遂げたのだそうです。有能な建築家がシカゴに集まってその技術を高めていったようで、現代建築の父と呼ばれた”ミース”はここで地位を築き上げたのだとか。と言う事で、ここシカゴのループ地区では、それら建築物をめぐるツアーが行われているそうです。私達がデイリー・シビックセンターへ行った時には、そのツアーと思われる方々がガイドさんの説明を熱心に聞いてらっしゃいました。私達はツアーに参加しなかったのですが、充分楽しめました!!


シカゴ川では川周辺に聳え立つビル群を、ボートに乗って、ガイドさんの説明を聞きながらめぐるツアーなんかもあります。息子がボートに乗りたがっていたので、参加しようかとおも思ったのですが、シカゴは別名”風の街”と呼ばれているだけあって、寒かった・・・とても川下りを楽しめる雰囲気ではなかったので断念しました。夏ならなぁ~きっと気持ちよいと思います。残念!!



建築めぐりとしてから、ホテルでのんびりして、夕方”マグニフィセントマイル”をお散歩しながら、ジョン・ハンコック・センターの展望台へ向かいました。




※  MAGNIFICENT MILE  ※

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マグニフィセントマイルは、東京の銀座のような感じでした。ありとあらゆるファッションブランドが露店を構えています。あまり興味がないので詳しい事はわかりませんが、かなり雰囲気の良い通りでした。

しばらく行くと、”ウォータータワー”が見えてきました。この建物が1971年のシカゴ大火で唯一焼け残った公共の建築物なのだそうです。ミシガン湖の水をくみ上げ、シカゴへ水を供給していたそうです。ミシガン通り拡張の為、取り壊す案があったようなのですが、市民の猛反対にあい、無事、建物は保存されているそうです。そのかわり、ミシガン通りはここでカーブしてしまっています。でも、大火の生き証人ですから!!今後も街のシンボルとして愛されていくのでしょうね・・・



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そのすぐそばに、ジョン・ハンコック・センターがあります。
この建物は100階建てでシカゴでは3番目に高い建物なのだそうです。16階までがショップや駐車場、43階までがオフィス、92階までがアパート、94階が展望台、95・96階がレストランとラウンジ、その上がテレビ局やラジオ局の送信機材室、という複合ビルでした。展望台からはシカゴの町並みが一目瞭然!気持ち良かったです。(息子は眠ってました・・・(>_<))



この後、ホテルでのんびり・・・明日はダコタへ向かいます!




-=-=- 4月21日(月) -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=--=-=-=--=-=-

シカゴとも今日でお別れです。朝ごはんをさっと済ませ、8時半にホテルを出発!!通勤ラッシュにもまれながら、帰路で立ち寄るWISCONSINの”MADISON”という街へ向かいます。


途中、通勤ラッシュと工事(冬の間出来なかった工事が、春になると一斉に始まります。ダコタと同じだわ・・・)で渋滞にあい、やっとお昼過ぎに目的地の”MADISON”へ到着です。




※  MONONA TERRACE  ※

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ここには、ライト氏が設計した”MONONA TERRACE”があります。ライト氏が設計したのが1959年、ですが、この建物が完成したのは1994年!最近なんですよねぇ~。建築家が亡くなってから、建物が建てられるケースなんてほとんど無いと思うんですよ。凄いことですよねぇ~完成してまだ十年ちょっとなのに、すでにこの建物は、この街の顔となる存在になっているようでした。

”MONONA TERRACE”は、コンベンションセンターとして利用されている建物です。湖に映える素敵な建物でした。死後でも完成してくれて良かったなぁ~と心底思いました。ライト氏の建物は足を進めるにつれて、新たな発見が繰り返されるようになっているので、見ていてほんとうに飽きません。ここもそうでした。内観も素晴らしかった!!中はいくつもの小さいミーティング・ルームで構成されていました。大きなホールもあるようです。私達が訪れた日も、ある会社が利用されていました。写真もいくつか撮影してきました。公共の建物ですから、もちろん内観撮影は許可されています。こちらもフォトアルバムに載せていきますね!!

ここにはちょっとしたCAFEがあったので、そこでピザを食べたのですが、出てきたお皿もライト氏デザインの物でした。湖をみながらのお食事は最高でした。CAFEは仕切りがされていて、お隣ではこの施設を利用してる会社のランチで賑わってました。


ガイド付きのツアーもあるのだそうです。我々、先を急ぐのでツアーには参加しませんでしたが、とっても心地良い、素敵な空間でした。

夜もきっと、素敵な雰囲気なんだろうなぁ~と思いつつ、ダコタまであと7時間!!深夜になる前に家に辿り着くべく、急いでダコタへ向かいました。


※  Monona Terrace 情報はこちらから・・・





片道11時間の長旅も無事に終了!!
過酷な旅でしたが、貴重な経験が出来たように思います。
付き合ってくれた主人と息子に感謝!!本当にありがとう!!ヽ(^。^)ノ


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