男の隠れ家

快感の3大要素



まず、スピードに関して言えば、より速くを基本にしています。常に最速を心がける事で、技術の維持が出来ます。もちろん、ゲレンデの状況にも拠ります。いくら危険でスリリングなスキーを目指しているとは言え、結して事故や怪我を望んでいるわけではありませんから、誤解しないで下さい。おかれた状況の中で限りなくスピードを求めると言った方が分かり易いかもしれません。大事な事は、自分の限界スピードぎりぎりを求める事です。

他人とは関係ありません。変な言い方ですが、誰か他人とスピードを競って滑っているわけではないという事です。自分の技術、体力、精神力のぎりぎりの所で滑るという事です。
よく小さい子供さんが、スキーをハの字にして、足を突っ張りながらも、がんばって滑っているのを見る事がありますが、まさしくあれが自分の技術、体力、精神力のぎりぎりのところで滑っているよい見本だと思っています。

スリルに関して言えば、当然「恐怖心」と背中合わせと言えると思います。よく「それだけ滑れると、どこ滑っても恐くないでしょう?」と聞かれることがありますが、そんな事はないと思っています。いつでも危険だと言う意識があり同時に恐怖心はあると思います。
ただ、経験上、意識と言う領域から無意識と言う領域にバトンタッチしているケースは多いのかもしれません。ですから、先の質問もあながち的外れとは言えないかもしれません。
考えてみたら、はじめてスキーを履いた時は誰でも立っているだけで恐かったと思います。
前後左右のバランスを取りながら,立っている事がこんなに難しいのか!と感じた経験を思い出してみてください。

快感を伴う恐怖心=スリルと言えるかもしれません。しかし限界を超えた恐怖心はダメです。「二度とスキーなどしない、したくない」というトラウマ的な経験をするのは避けたいと思います。多少の無理はしても、ひどい無茶はいけません。

自分のペースを大切にすると共に、一緒に滑る人のペースも大切にしてあげてください。
これを忘れると、事故、怪我につながります。
えらそうな事を言っていると思わないで下さい、私の苦い経験から申しあげます。

視線に関して言えば、これはもしかすると錯覚かもしれません。単なる自意識過剰と言われるかもしれません。どう考えて見ても、ゲレンデでそれほど他人の滑りを見ているとは思えませんから。ただ、逆にまったく見ていないかというとそうでもありません。

見られていると思うとある意味緊張します。この緊張が快感に繋がるような気がします。
緊張しすぎては意味がありませんので、私は自分よりうまい人には見られていると思っていません。私の事を上手いとかカッコイイとか凄いとか思ってくれる人が見ている。と思い込んで滑っています。
よくゲレンデで見かける「あー自分ではかっこいいつもりで滑っているんだろうなーでも・・・・・、それって結構カッコ悪いよ」と言われる内の一人かもしれません。

時々は、自分の滑りをビデオで見たり、上手い人に評価してもらうなりする事は必要ですね。錯覚は仕方ないとしても、思い込みだけは避けたいものです。

道具選び





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