天下の大会社?その1


 証券系シンクタンクというともうあそこしかないって分かっちゃうかもしれません。今人材流出の最終段階を迎えています。MOF管轄の会社って最後には人罪が残っちゃうんですよね。
 銀行見ると良く分かりますよね。新生銀行なんかあんなに見事に返り咲いたのに。寄らば大樹の銀行、ゼネコン、商社、繊維、流通みんな同じ穴の狢、汚い穴を嘗め会って生きる。それが嫌だと言うと、やれ外資は卑怯だとか根本原因を棚に上げて批判する。
 そんなところでは、上をむいて歩こうがテーマで客なんか見ちゃいない。社内政治が幅を利かす。私も部長を顔面神経痛にさせたり胃潰瘍にさせ何人か切ったんだが、ゾンビのように顔を変えた能無しが上から降ってくる。その部長が昔天下の〇〇〇〇って口が開くといっていた。同期や先輩の自慢話をして、あんたはなんなのって聞いたら怖い顔してたけど。そういう時代錯誤の会社はMOFの下にいる企業には未だある。自動車業界の人に聞いたらなんで30年前の話しているの?って疑問に思うだろうけど。政府の介在というのはそういうもの。

 時代が変わって天下の〇〇は昔の名前で出ているだけで頭が無いから、客から見向きもされなくなってきた。今は空前の大景気で、春を待つ花粉のように優秀な人材が散って行く。彼らが新天地で大木になることを切に願う。


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