シンクタンク在勤コンサルの大成功


(なおここでいうコンサルタントは事務改善化やIT化等特定技能者は含まない。そうすると本当は数が少ないが、年次が経っただけの勘違いの人が多くなる。)
 所詮、サラリーマンなので規定路線の延長線でしか物事を考えられない。創業者社長を除いて自分の任期を全うすれば良し。「失敗を恐れない」と言いながら一番恐れている。強気な発言をしている人ほど結構臆病だったりする。また、大会社はそれで十分なのだ。難しいことは要らない。最終的には筋の通し方、牽制球の投げどころと力の入れ方だけで、難しいことは無い。一部財務省管轄のところは社内政治が重要だが・・問題は要らない従業員が山ほどいてソイツラノ消し方だ。返り血を浴びないようにやらないと行けない。何となく雰囲気を仕掛けるのだ。
 大抵は、社畜というかペットみたいなもんだから最期まで勤め上げて年金貰えるようになれば文句は無い。

 リスクフリーなところに身を置いているから、「リスク」を実感できない。これは銀行屋も一緒だが所詮他人の金、自分の分は労働債権なので保全される可能性が高いし債務保証などしていない。それはコンサルを受ける方もするほうも同じ。そんなノーリスクなものに対して何で金払うのかというのは前述の猿関係保全コストと考えているから。だいたい、大きいところは官僚化しちゃっているから結果として、儲かっても儲からなくても任期が切ればそれで終わり。創業者一家が美味く仕切っているところを除いてはそんなもんでしょう。

 その手のところのコンサルをやっている人間は前項の中小企業診断士を同じで勘違い君というか勘違い爺が多い。生半可「先生」とか言われているので性質が悪い。

 中堅会社は苦労が多い。後継者に良い人材がいればよいが、なかなか引継ぎがうめく良くとは限らないし突発的に後継者がいなくなることもある。特に親子や親類で引き継がないことには話しにならない家業的色彩の強い会社の場合は深刻だ。財産分与やら昔の話まで山ほど出て来る。一通り経緯を知らないと話が始まらないし、また知ってても物を言ってはならない。呼吸は現場現場で全部異なる。

 ある会社の若社長に親の代に寄生している「先生」がいるので何とかしてくれといわれたが、こうなると世代間紛争で繁忙期にそんなことになって事故でもおきようものなら会社が終わるので、とりあえず品質管理とか別の目標を作って「先生」とかにやらせてみよう。
 美味く行っても駄目でも会社にとって悪い話でないので。意外に品質管理プロジェクト流行だが同じような境遇の方も多いのかもしれない。田舎企業でISOなんて基本的に要らないんだから。結果としてはあとで効いて来るので無駄とまでは言わないが、そんなことするくらいなら営業部隊増強した方が良いもんな。


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