お気楽生活・・つれづれつらつら

2005.11.11
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今日、17年ぶりにシーラカンスが日本にきたそうな。

ニュースを良く聞いてみると、 昨年の 10月に網にかかっていたものを輸入したのだという。
これって1年間も丁重に冷凍保存されていたってことなんでしょうね。

ところでシーラカンスが日本に初めて来たのっていつの事なんだろう。
少なくとも17年前(平成元年)のことではないと思う。

昔、(多分)東京に行ったときに、どこかで「シーラカンス展」というのをやっていた。
それは、日本に初めてシーラカンスがやってきたときのことだと思う。
当時の日本は、俄かに「生きた化石、シーラカンスブーム」であったと思う。

しかしながらいつのことかも忘れてしまった。
平成元年のことであったらいくらなんでも覚えているから、きっと昭和時代のことだと思う。

そこ(会場)にたどり着くまで、きっとシーラカンスに出会えるものなんだろうと期待していた。
もしかしたらホルマリン漬けの標本かもしれないけれど、それでも丸の飯のシーラカンスに会えるのなら、
「おのぼりさん」をして「列に並ぶ」かいもあるというもの。これ本望と思っていた。
当時の私はおそらく学生の身分であったから、なんでも本物に出会える感動と、何でも「勉強」であるという自己満足に浸っていた。

さて、展示品のことは今となっては良く覚えていない。
ただひとつだけ覚えていることがある。
展示品の最大の目玉は、
本物のシーラカンスの鱗にじかにさわれる ということだっだ。
恭しくアクリルのきれいな箱に収められた鱗1枚。

最後にシーラカンスの鱗を触った証明書をもらえるのであった。

それしか覚えていないシーラカンス展。
内容もそれだけそれなりだったと思う。
(いってみれば希薄・期待はずれ・拍子抜け…)


そういえば今年の夏は「人体の不思議展」にも行ったよな。
ヒトの脳の重さを体験しようコーナー があって、すごい列を作ったっけ。
実際に持ってみたらゴムのような手触りと、前に触った人達の体温が残っていて気持ち悪かった。
「どうせ偽もんだよねぇ~」 などと私がほざきながら列を離れると、
後からスタッフのお姉さんはにこやかに 「本物ですよ~」 とのたまった。
背中に冷たいものが走った。


なぜか人気の展示には行きたくなる。でも期待通りだったり期待はずれだったり。
10数年前のシーラカンス展については、鱗ほどの価値しかなかったと思う。





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最終更新日  2005.11.11 21:47:42
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