ナイフとマルチツール

■■■ ナイフ、そしてマルチツール ■■■

オピネルのナイフ

フランス製である。でも柄にはヨセミテの刻印がある。 10代の頃、アメリカ・ヨセミテ国立公園のお土産屋で購入したが、正直あまり記憶がない。
値段も覚えていない。現地では20ドルちょっとぐらいだろうか。(当時は1ドル=240円時代であった)

帰国後、勿体なくて使えず、ずっと大事に取っておいたものを、先日実家から持ってきて初おろし。
ブレードが柄に収納でき、開いたときは簡単な仕組みでロックが出来る。

持ち帰ってきて以来、こたつの上においてある。
テーブルナイフとして意外にいいかもしれない。
アウトドアナイフとしては、安価で大変ポピュラーなもの。フランス版の肥後守(ひごのかみ)と称されることもあるというが、正直「肥後守」を判る人はどれだけいるだろうか?(私もかすかに使った記憶がある程度。)。

ブレードがやわらかいので研いでいるとだんだん小さくなるという。そんなナイフを使っている人を見かけたら敬意を表したい。

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エルメス ナイフ クトーオピネルクイール

エルメスのオピネルである。52,800円である。
普通の感覚のアウトドアフリークなら、絶対買わないと思う。

アウトドアになんて関心のないエルメス好きの人なら「あら、かわいいじゃん」と言って買うかもしれない。

もし買った人がいたら、教えてください。 といいながら、ひそかに欲しい気がしてきて、ヒジョーにまずい・・・

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ビクトリノックスラックサック01b ビクトリノックス ラックサック

もう15年以上前に購入し、いくつものツーリングやキャンプの同行した。
おかげでトレードマークは色あせてきたけれど、まだまだいける。

自分にとってはじめてのビクトリノックス。
ビクトリノックスには色々あって、選ぶのに迷ってしまうが、なぜこれを選んだか。
ラックサックの特徴は、ブレード(刃)がロックできるということ。そして柄が持ちやすいような形になっているところ。これにより、しっかり握れて、そして、使用中に誤ってブレードが閉じて怪我をするということがない(実際、そうでない他のナイフでの怪我を目の当たりにしたことがある。)
ロック解除は柄の裏側のボタンをスライドさせて行う。

イロイロなところに持っていったけれど、この中で一番役に立ったのは実はワインオープナーかも?
キャンプ以外でも出番は多かった。(友達のうちでの宴会でもこれ一つあれば、ワインから瓶ビールから缶詰から何でも開けられ、また、つまみの切り分けもできた。)
酷使したせいか、今ではワインオープナーの根っこが少しぐらついてしまう。もっとも最近は専用のソムリエナイフがあるから、これを使うことはない。

各部に少しガタつきもあるので、壊れたら買い換えようと思っているのだが、まだまだ現役でいけそう。
ちなみに、買い換えるのなら「アウトライダー」がいい。当時はまだラインナップになかった品だが、ラックサックにハサミが追加されているのがポイントだ。
ハサミの必要性は日常でも意外と高いので、あると非常に便利である。
それになにより「アウトライダー」という名前がいい。バイクに乗っているときに、出て欲しかった。

ビクトリノックス公式ホームページ -マルチツール/キッチンウェア- スライドロックシリーズ

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ツールナイフの使用例 映画「フロッド」

先日、テレビで「フロッド」という米映画を見た。
タイトル通り長雨で洪水に襲われた町を舞台に、現金輸送車の警備員である主人公と強盗団、そして警察が三つ巴、というサスペンス映画。

ストーリーはともかく、警察署に閉じこめられた主人公を洪水が襲い、あわや水没って時に、ヒロインが手持ちのツールナイフ(多分ビクトリノックス)を用いて格子ののネジを外して間一髪セーフ、というシーンがあった。

一緒に見ていた家人は「こんなこと滅多にないわよ」という顔をしていたけれど、確かにそうだろう。でも、「滅多にないこと」にも備えられるようになっていないとね。でしょ?

ステイグロウ ビクトリノックス ハントマンライト ステイグロウ

ビクトリノックス創業120年記念として作成された限定モデル。
LEDライトが特徴だが、それだけなら似たようなモデルは他にもある。
一番のウリは、グリップのイエローカラー。単に目立つためではなく、光を蓄積して暗闇でも光るのだ。

LEDライトだって、他のモデルとは明るさが違う。もちろん白色だから見やすいも文句ない。
おまけにしかも角度を変えられる。

ステイグロウのグロウは、蛍光灯のグローランプと同じ? 「光った状態でいる」という意味だろうか。

大きさは、長年愛用のラックサックよりちょっと小さめ。2cm弱短い。
ただし厚さはラックサックよりある。だからといって握りづらいということもない。

正直、このハントマンと、もう一回り小さくて安いスパルタンのどちらを買おうか結構悩んでいた。そのためになかなか購入に踏み切れなかった。
ハントマンの方がツールが豊富だが、一番の魅力はハサミが付いているということ。日常使いでもハサミの出番は結構多い。ただし、ツールが多い分、グリップが厚く、そして重くなってしまう。厚いと持ちいづらいと思って、どうしようかと悩んでいたのだ。
時々寄るショップではどちらも3つずつ並んでおり、「在庫はあるからまだ大丈夫」と思っていたが、先日行ったら減っている。ちょうどセールで10%オフだったので、買ってしまったというわけだ。

箱から出して握ってみると、ほんのちょっとザラッとした感触がたまらない。普通のビクトリノックスはツルンとした感触だが、こっちの方が絶対いい。
まずはメインブレード。これが一番引き出しやすくなっているのは、さすが。開いてみると、やはりラックラックよりちょっと短いが、不便はないだろう。
LEDライトはメインブレードを照らすようにセットされており、暗闇で切るときにも手元を誤らない。スイッチを押すと点灯し、スライドさせれば常灯する。
電源はボタン電池が2つ。だから明るさが違う?

メインブレードの反対側にはスモールブレード。メインの半分位。メインが大きくないから、スモールは必要?とも思うが、細かい作業にはいいかも。
メインブレードの隣にはノコギリが付いている。ラックサックにもついているがあんまり使い道はない。でも、焚き火用に小枝を切るには重宝する。あって邪魔にはならない。
そしてノコギリの隣がハサミ。真ん中に位置している割りに、非常に控え目に備わっているので一瞬わかりにくい。適度な大きさが使いやすい。ちなみに、バネは交換可能だ。

さて次は・・・LEDと向き合って目立つのはプラスドライバー。+の部分につめを掛けると簡単に出てくる。ドライバーって必要なときに見つからないから、これはうれしい。
そして缶きりと栓抜き。パッ缶やプルトップが主流とはいえ、そうじゃないものも色々ある。フィールドで「あれ?パッ缶じゃないんだ・・・」と途方に暮れて困った、なんてことにならなくてすむ。

そしてひっくり返してみると、こちらはあんまりツールはない。
リーマー(きり)はあんまり使わないけれど、缶バーナーの穴あけ工作なんかには役立ちそう。
あとは小さいマイナスドライバー。
そしてやっぱり目立つのはワインオープナー。これも日常生活で出番が多いはすだ。
ワインオープナーと合わさるようにして仕込まれているのは精密ドライバー。うまくかみ合っているけれど、ワインをあけている最中になくしそう?

残りは、お約束のつまよう枝とピンセット。つまよう枝は使うことはまずないが、ピンセットは刺抜きなんかで重宝する。

というわけで、すでにラックサックなどがあるので、いまさらいいかなとも思っていたが、やっぱり買って満足。大満足。
明かりを消すと、ボワッと黄色く光る姿が頼もしい。

これは大事にしまっておくのではなく、日ごろから枕元につる下げておくべきだ。
いざというとき、たとえば地震で停電などの際、懐中電灯やマグライトを探すことができなくても、これなら光って存在を示してくれる。
そしてこのLEDライトを頼りに、懐中電灯を探せばいい。
もちろん、このLEDだけでも足元を照らすには十分だ。非常用持ち出しザックにぶら下げておけばなおさら安心だ。

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キーホルダー ビクトリノックス スイスライト スケルトン

写真の一番下のもの。 ちっちゃなブレード(刃)、ちっちゃなハサミ、ちっちゃな爪ヤスリ、毛抜き、そしてLEDライトが付いている。

一番重宝するのは・・・ハサミかな。
デスクにいるときにはハサミは手元にあるけれど、出先ではそうはいかない。
梱包をちょっと切りたいとき、お弁当の醤油パックを開けたいとき・・・あると便利なのだ。

そして、もう一つ意外と使うのが、毛抜き・・・。まぁ色々な場面で出番がある。

もちろんブレードはレターオープナーにもなるし、そして、残業時のツマミ(サラミとかね)を切るときも便利・・・

 LEDは赤色(いまは白色もあるらしい)。
ビクトリノックスのマークを押すと点灯する。つけっぱなしにはできない。オマケといえばオマケだけれど、夜の鍵穴を探したりするには十分。もっとも自分の場合は別のLEDライトがあるから、あんまり使わないけどね。

あると便利だが、こういうものは自分で買うより、ちょっとした時にもらった方がうれしいかもね。(という私ももらい物。)

小さいので女の人にもお勧めである。爪ヤスリもあるし、毛抜きも意外と役に立つ(家人のキーホルダーにはクラッシクが付いている。)。

ちなみに、どうせ買うのならこの「スイスライト」より、「マネージャーライト」の方がいいかも。栓抜きやボールペンもついているので、役立ち度が高い。私もマネージャーライトが欲しいが・・・家人からのもらい物だけに、交換はできない・・・シンプルな機能でいい、というのなら「クラシック」で十分。ブレードのパターンが色々あって、オシャレである。女の人には(あげるのなら)こっちの方がいかもね。

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LEDライト 「ニクス」2400円
メーカーHP  /  スペック

ビクトリノックスのLED つきライトのことを書いたが、その週末の日経プラス1(土曜日の別冊板)の「隠れた売れ筋」とかいうコラム(今回が最終回)に、これが載っていた。特に釣りをする人に受けているんだとか。

実は自分も、これは以前から気になっていて、ショップで時々眺めていた。

個人的な評価としては・・・
◎ライトが固定できる。(角度は自由に変えられる。)
◎ハサミがある。
◎小さい。
◎ハサミをライトで照らせる。
◎連続20時間点灯はまずます(G-LEDは30時間)
◎防滴仕様。
◎安い(ネットなら1800円位)
△ちょっと厚い。
△電源がボタン電池(LR44×4)
△電池込みで72g。ちょっと重い。

いまさらこれをキーホルダーに追加する気にはなれないけれど、LEDライトとビクトリノックスの小さいツールナイフを持つよりは、これが一つカバンの中にあれば十分かな?とも思う。
でも、自分の場合は、ライトの使用頻度が高いから、やっぱりキーホルダーにつけたいなぁ。
ライトが固定できるというのが一番の魅力である。

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ペンダントナイフ

ビクトリノックス( 日記 )のナイフを探そうと、たらたらとネットしていたら見つけたのが「ペンダントナイフ」

サイトでも使用例があるように、携帯ストラップ代わりにも使える小ささ。 名前の通り、ペンダントのように首からさげてもいい。革カバーがあるので、ナイフの持つ印象が和らぐ。

でも、携帯に付けるかな? 首からさげるかな? そりゃ、オシャレかもしれないが・・・
自分だったら、首から下げるならナイフの他に、ホイッスルとかLEDライトとか、色々付けたくなるが、それはオシャレじゃないよね、全然。

ビクトリノックス( 日記 )は「ツール感」がして好きなのだけれど、却ってクドい印象もあるかも。こういうナイフをさりげなく持っているのもいいかな、とちょっと思い始めている。
ちょっと首から避けてみたい気もする。恥ずかしいけれど。「やめとけ」って言われるだろうけれど。

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