コンパクト三脚

■■■カメラのお供 コンパクト三脚■■■

旅行にカメラを持っていくのなら、ついでに三脚も持っていきたい。三脚の役割は3つある。

まずは、もちろん 自分(たち)撮り のため。 周りに誰もいないとき、あるいはいても頼みづらいとき(言葉が通じないとか)、三脚があれば気楽にセルフ(ツー)ショットが撮れる。
構図や設定を凝りたいとか、ちょっと操作が難しい、というときは、周りの人に頼むより、三脚で撮った方が気兼ねがなく、撮りたい写真がちゃんと撮れる。(それに海外では、場合によっては人に写真を撮ってくれと頼むと、そのままカメラを持ち逃げされてしまうこともある。)

2つ目の役割が ブレ防止 。暗いところで手持ちで撮るとブレる場合が多いので、三脚を使いたい。
レストランなどで料理をきれいに撮りたいとき、フラッシュを焚くと写真が白とびしてしまうし、第一、場の雰囲気を壊してしまって恥ずかしい。そんなときでも三脚を使えば問題ない。
「テーブルの上で三脚は・・・」と言うのなら、三脚を開いて使う必要はない。1本の足だけテーブルに付けて撮ればブレる可能性は激減する。それならさっと撮れてさっとしまえるので、余り目立たず恥かしくもない。

3つめは、 手が伸びる ということ。イベント(例えば大道芸)を見る人でごった返していても、三脚をカメラにつけて、手を伸ばせば、人々の頭越しに写真が撮れる(セルフタイマーでね。)。ほんの10cm伸びるだけでも、断然いい写真が撮れる。デジカメだからうまく取れなければ消してしまえばいい。

とはいえ、旅行に大きな三脚を持っていくわけにはいかない。そこで、コンパクトな三脚をご紹介。
オススメはもちろん、ずっと愛用しているウルトラポッドである。

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コンパクト三脚 ウルトラポッド
プラスチック製で軽量コンパクト。
一番の特徴は、ベルクロテープ(マジックテープ)が付いていて、「置いて使う」だけではなくて、「巻きつけて使う」こともできること。
旅先、特にフィールドでは三脚を置くに適した場所がないことも多い。そんなときに、柱でもポールでも木でも杭でも何でも巻きつけて撮れるというのはヒジョーにポイントが高い。
ご覧の通り、足が伸びるタイプではないので、高さは稼げないが、例えばフィールドなら木とか、あるいはストック(トレッキングポール)に巻きつけて望みの高さを得ることも十分可能。
ちなみに、私は写真の通りこのカメラ( リコーGR )との組み合わせで愛用している。ただし、三脚の色は赤。 以前黒も持っていたのだが、無くしてしまったのだ。黒は渋くていいけれど、フィールドなどで落としたときに見つけにくい。そういう意味では、 赤や黄色など目立つ色のものがオススメ

ちなみに、この品、普通のカメラ屋ではほとんど見かけることはない。探すのならアウトドアショップ。
普通のカメラ屋に置いてある三脚より軽くて安いので、絶対オススメである。種類がいくつかあるので、お好みのものをどうぞ。

三脚がなくても、ある程度までならブレを回避できる。

例えば、レストランで料理を撮る場合(室内が暗過ぎるとどうしようもないけど)。
ポイントはテーブルに肘をついて、カメラを両手でしっかり持って、ゆっくりシャッターを押す。
肘を突きづらかったら、テーブルのふちに腕を押し付けて撮る。 腕を宙に浮かせた状態で撮るのはNG。

カメラの持ち方は、左手で指鉄砲を作り、親指と人差し指で出来たL字型にカメラの角を当てる。左手でつまむようにするのはNG。

これだけで、かなりいける。

セルフタイマーに「2秒モード」があるなら活用したい。シャッター押下時のブレを回避できる。

ただし、被写体が動くことによるブレまでは避けられないから、人を撮る場合には、「動かないでね」と一言添えて。

これも三脚? 「ボ撮ルンです」
メーカーHP  /  レビュー

ウルトラポッド 」で JSBさん がコメントしていたのは多分コレ。ヨドバシカメラでしか売っていない(?)ペットボトルなどのボトルの頭につける三脚(脚はないけれどね。)。ネーミングは・・・ 1980円は高い!!と思うけれど、ヨドのサイトをよく見れば、「カメラを買えば付いてくる」って感じらしい。本体重量は不明だけれど(軽いでしょう)、対加重は250g。コンパクト機なら大丈夫。ヒジョーに小さくてポケットにすんなり入る。一番の弱点は ペットボトルがないと使えない こと。ペットが空に近くても多分ダメ。
フィールド用ってよりは、ちょっとお出かけ(動物園とか)用に、あるいは飲み会/ホームパーティーなどボトルがある場面にはいいかも。コンビニに480円位で置いてあれば買っちゃうかもしれないな。

薄型カメラ/ケータイに クリップスタンド メーカー(?)HP

どうせなら三脚ネタをもう一つ。

携帯や薄型カメラを挟むタイプの三脚。
最近の薄型カメラには三脚穴がない場合が多い。
クレドールに三脚穴がある、なんてものもあるが、そんなかさばるものは持って歩けない。
というわけでコレ。56gなので軽い。
最大搭載荷重が200gというのはちょっとキツいけれど、最近のコンパクトカメラなら大体クリア?
クリップは32gまで開くから、これも大体オッケーでしょう。(今使っているソニーのU10は厚すぎてダメ。)

ソニーのT7 を買ったら買おうかな。でもT7なら大き目の洗濯バサミでも何とかなるかも・・・

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旅カメラ(2005春夏)


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