ダイアモンド・ダスト

ダイアモンド・ダスト

Mar 4, 2019
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出来る出来ないは別として
私は勉強が好きだった。

好奇心が強い自分にとって
新しいことを知ることは
人生の喜びだったからね。

しかし残念ながら私の親は
封建的なところが強い第一子中心の人だったから
跡取りとしての長女にはいろんな習い事をさせていたが
三女に学歴をつけるなんて言うことは


もしも自分の人生というものを
自分でデザインし
人生の設計図を作ってこの世に生まれていたのだとしたら
勉強好きな私がなぜ学ばせてもらえない環境や
横で別の人間が学ぶ機会をたくさん与えられているのを観なくてはならない人生をセッティングして生まれたのか?が
大きな疑問だった。

その疑問について
先日面白い答えを与えてくれる方に出会った。

その方曰く。

もしもあなたが簡単に知識を手に入れられる環境にいたとしたら
自分が体験した経験によって何かを得るよりも

それ以上には伸びないと思って
魂の成長という観点から
あえて学歴が得られなくて大変な道を歩むことを決めたんじゃないかな?。。。と。

ごく幼い頃より
お前は理屈っぽい

強情だ!
とか
両親から言われ続けていた自分。

今思うと
三女だから学びの機会を削られたのではなく
理屈で子供に勝てない親ゆえの防衛心が働いていた結果だったのかもしれない。

何か問題が起きた時には
相手が弁護士だろうが検察官だろうが
大手薬剤メーカーの研究員だろうが
医師や獣医士だろうが
とことん自分で文献や法律をしらべ
納得できる答えを見つけ出しては
相手の矛盾とともに相手にたたきつけてきた。

自分にとって大事なことは
嘘偽りで体裁を整えたり
仲良しこよしの関係を維持するために
真実を隠してしまうことではなく
自分がとことん納得できる真実を知ることと
世間の常識だの権力だのに巻かれて
泣き寝入りしてしまわない
自分が納得できる人生
後悔しない人生を送ることだ。

でも
もし自分が上の学校で学問を学んでいたら
人生はもっと平坦で
楽に幸福を手に入れて
巷の権力と戦ったりもしなかっただろうし
真実に蓋をして利益をむさぼり続けている体制側の理屈に取り込まれた自分になっていたかもしれない。

そう、あの薬剤メーカーの研究所員のようにね。

彼女は
こちらから提示されたデータが
自社から聞かされてきたものと全く異なることに青ざめ
こちらのデータの出所が公的なものであることを知り
自社に対する不信感を強めた結果
こちらから提示された内容を会社に持ち帰って上層部に上げると約束して帰社した。

しかし
もしも自分が上の学校に行き
学歴を得ていたら
彼女の姿は
もしかしたら自分の姿だったかもしれない。

なぜなら
勉強は好きだったが
人間関係が苦手だった自分は
研究所の研究員などが向いてるよなと思っていた過去があるからね。

そんなことを考えると
最近言われた

もしもあなたが簡単に知識を手に入れられる環境にいたとしたら
自分が体験した経験によって何かを得るよりも
誰かが考え出した知識を仕入れただけで
それ以上には伸びないと思って
魂の成長という観点から
あえて学歴が得られなくて大変な道を歩むことを決めたんじゃないかな?

は、的を得ているのかもしれない。

そんなことを考えると
全ての物事が
何か歯車が一つずれてでもいるかのように
うまく回らないようになっていて
必ず何かしらのトラブルが付されているのは
一つの物事で
沢山の経験や体感を得るための
最高レベルに人生が設定されているからだと思えなくもない。

一粒で二度美味しい。。。じゃなく
一粒で十美味しい
という具合に
濃密に経験を積むためのスペシャルメニュー。。。とか?

有難いような
有難くないような
複雑な気分だが
以前ほど
不運に対して落ち込まなくなったのは事実。

トラブルが起きた時
起きることは起きるのだと
抗わず素直に受け止められるようになったこの頃。

そうなれたのは
あの方に出会ったからだし
あの方に出会ったのは
人生が
もう充分苦難を克服できたから
というタイミングだったからなのかなとも思ったりする。





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Last updated  Mar 4, 2019 12:21:23 PM
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