2004年04月23日
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Le Monde「日本では人質は解放されるための費用を払わねばならない」


ルモンドは今回の日本政府と保守系マスコミの人質三人へのイジメの非道さに驚きと不快感を表しています。「日本の指導者は彼等を貶めるだけでだった。彼等を励ましてくれたのは実にアメリカのパウエル長官だった」とはほんとに情けないことです。

今朝NHKBS1で放送されたフランス2テレビでも、解放された三人がうなだれる様やまるで家族が皆の前で謝罪を強要されるところ、また小泉首相の怒りの発言などの映像を結構長い時間流していました。折角シラクや文化交流関係者のおかげでヨーロッパで日本のイメージが向上していただけに、たいへん残念です。どんなイメージを与えたかというと一昔前の中国での紅衛兵による反動ブルジョワの「つるし上げ」映像が世界に与えたイメージに近い。日本は所詮そういう国だと言うことかな。タイトルの「人質が費用を払う」というのがどういう印象を与えるかというとオーウエルの『1984年』とか映画「未来世紀ブラジル」です。あそこでは公安警察が容疑者を逮捕するとその取り調べ(拷問)費用と処刑費用は容疑者家族が負担するという制度となってました。誰でもそれを真っ先に連想します。

Le Monde抄訳 より抜粋





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最終更新日  2004年04月23日 05時09分16秒
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