田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2006年02月13日
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カテゴリ: 硬派
僕らは周囲を色んな形で認識する。

ただ、周囲と僕らには二つしか実際はない。

間違いのない事実と、それ以外の不確実なこと。
でも、僕らは事実と不確実の間に多くの橋をかける。

経験とか、いろんな事実の組合せで不確実なことを事実に近づけようとする。
不確実から事実を見る。
それが、推論という橋。

結構、この推論は当っていたりする。
でも、事実をちょっとづつ都合のよいように考えたり、逆に、都合の悪いように考えたりしてしまう。

橋をかける自分だけを見ている。

橋は妄想というシロモノである。

推論も、妄想も、僕たちが事実と不確実の間に掛けた橋でしかない。
決して、事実ではない。
事実かもしれないし、事実になるかもしれないことは不確実なことなのだ。

でも、人は自分の推論や、妄想に苦しんだりする。
妄想は妄想を呼び、 ドツボ にはまる。

人は妄想をあたかも事実のように人に押し付けることがある。
そんな時って、人が話す事実よりも、自分の妄想のほうが説得力を持ってしまうのだ。
だから、信用すべき言葉を破棄して、人を傷つけてしまったりする。
破壊 までしてしまう。

僕は妄想力が強いと思う。
妄想の自分勝手な苦しみを、人に押し付けてしまったこともある。
やわらかくて、優しくて、我慢強い人の心に妄想の刃を何度も突き立ててしまった。
追い込まれて傷ついた人は「何を言えば信用してもらえるの?」という気分になるのだろう。


だから、今ならわかること。

いいようがなく悲しい。

妄想が実は不確実で事実に反していることだと思えば、随分気楽になったのに。
リラックスして、事実を淡々と受け止めればいいのだ。
ただ、淡々と。
だから、今なら繰り返さないだろう。
繰り返しても、早く修正できるだろう。
きっと、それを成長と言うのだ。

そして、その事実から将来の不確実でなことがどうやってよくなるかって、思い浮かべればいいのだ。
事実と現在の絶望的な不確実なことではなくて。
そんな風に、事実と不確実だけど希望がある将来に橋だってかけられる。

それが 想像力=イマジネーション という橋。

妄想の強さは橋をかける能力と同じだ。
妄想と、想像力は方向が違うだけだ。
どうせなら、つらい妄想よりも、わくわくする想像力のほうがいい。

つらいことだけが、本当の事ではないのだ。
楽しいことだけが、本当の事でもないけれども。

もし、傷つけた人に僕ができることがあるとしたら、って思う。
想像力を働かして、癒してあげることなんだろう。
きっと。

※もっと、「なんだかなー」なら『 目次・◎日々の「なんだかなー」 』まで





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最終更新日  2006年02月13日 22時20分55秒
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