読書の部屋からこんにちは!

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2011.01.04
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カテゴリ: 小説
皆様、あけましておめでとうございます。


今年はいつになく寒い寒いお正月でしたね。
ここ福岡では、暮れから毎日雪か雨ばっかり。
暗い日ばかりで、つまらないお正月でした。

つまらない理由は、実はもう一つありまして、
去年一年、毎日楽しみに読んでいた新聞小説が、大晦日に終わってしまったんです。
それが、今日のタイトルの「三十光年の星たち」という小説です。
宮本輝さんの小説をいつものように「キレイ系」と「貧乏臭い系」に分けると、この小説は完全に「キレイ系」です。

私は、以前は「キレイ系」の作品が、現実にあり得ないような気がして、あまり好きじゃなかったんですが、
今はどちらも好きになりました。
宮本輝さんは、「キレイ系」じゃないと伝えられない大切なものを、私の心に染み込むように語ってくれている。というふうに思えるようになりました。
特にこの本の主人公は、あるときから、教えられなくても一人でぐいぐいと大きくなり、
若い人が成長するってこんなにすがすがしいものかと、感動しました。

宮本輝さんファンの方は、ぜひお読みくださいね。
ぜったいに、オススメですよ。
私ももちろん、もう一度読みますよ。

新しく始まった小説は、高樹のぶ子さんの「マルセル」です。
私は彼女の作品はまあまあ好きでしたが、一度彼女の講演を聞いて、ご本人を嫌いになってしまったの。
だから、読んでいません。





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Last updated  2011.01.04 19:30:00
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