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2007/03/23
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カテゴリ: メディア
安倍首相が記者団に逆質問するようなことを言うのだそうです( こちら
毎日新聞の記事なので、それなりに読まないといけませんが、実際のやりとりは毎日新聞の記事を見て頂くとして、以下のようなやりとりだそうです。
質問者:「公務員制度改革」なんて、必要なんでしょうか?
安倍首相:必要じゃないと思ってます?
質問者:そんなことはないでしょうけれども。
安倍首相:そうでしょうね。多くの人がそう思っているからやるんです。
質問者:国民にとってメリットがあるんでしょうか?
安倍首相:公務員制度をですね、やるべきというのは国民の声だと思いますよ。あなたもそう思いませんか?

安倍首相:だったら質問しないでください。

毎日新聞は、安倍首相が逆質問するケースが多いことを数字を上げて力説していますが、安倍政権不支持の私でも、質問する記者のレベルが低くて、安倍首相に見下されているようにしか見えません。
首相付記者をやるのなら、もっと、街頭に出て世論を勉強し直して来い、と、安倍首相に思われているのではないでしょうかね。
こんな記者たちが記事を書くのですから、毎日新聞の質が低下するのは当然ですね。
国会で、民主党議員が農林水産大臣に厳しい質問をしていても、その厳しさを新聞紙面上で伝えることができないのです。
新聞記者側の力量が低いことが問題であるのにもかかわらず、まるで民主党議員の質問が弱かったかのような記事を書きます。
そして、世論も新聞に騙されてしまう。

大前研一さんの日経BPのコラムを読んでいると、自分はずっと政府批判者だが、政府側に寝返って行ったかつての同志もたくさんいて残念だ、というような文章をよく見かけます。
TVでおなじみの東洋大学の松原聡教授とか、90年代はメールまで送って期待していましたが、郵政民営化以降、見事な変身ぶりで期待を裏切ってくれました。
小泉政権の一つの成果(?)は、政府批判をしていたような人たちをどんどん御用学者に変えてしまったということだと思いますが、この毎日新聞の記事にもそんな感じの立命館大学教授の名前が出てきます。
東照二教授(社会言語学)いわく、
挑戦的な言い方に聞こえる。「顔が見えない」などと批判されたので、居直っているのではないか。それが官僚スタイルの言葉になり、自信がないときにものごとを客体化する話し方となり、強気な姿勢を示そうとしているのだ。

たぶん、私が安倍首相だったとしても、別に居直ってなどいなくても、この質問者には同じ返事をするでしょうね。
この先生は、毎日新聞さんには、日頃お世話になっているので、間違っても記者の質問のレベルが低い、なんて言えないのでしょうね。

毎日新聞に対してもっときつい言い方をすると、これは、「都市伝説」というやつですが、大学時代の麻雀仲間の、今は高級官僚A氏から、M新聞のお偉方のB氏に電話がかかって来ました。
「渡辺ってアホメガネがね、公務員制度改革なんて言い出して、天下り斡旋禁止とかホザいてるんだ、こっちはまだ行き先が決まってないんで、何とか、いたぶってやってくれないか」
「じゃ、安倍に、公務員制度改革なんて必要ない、と、言わせてみるか」

「安倍首相に、公務員制度改革は必要かと質問してきてくれ」
この記者は、えっ、なんでそんな質問をしなければならないのだろうと思うのですが、小学校の時から、先生の命令には従いなさい、という教育ばかり受けてきたので、上司の命令には素直に従って、安倍首相に言われた通りに質問するわけです。
質問の意味がわかっていないで質問するので、安倍首相に「だったら質問しないでください」と言い返される羽目になります。

以前佐賀県で、OLがうっかりあの銀行は危ないと友人にメールしたばかりに、そのメールがねずみ算的に広がって、預金引き下ろし者が銀行に殺到したという事件がありましたが、「都市伝説」の中には、悪い風評となって、社会の混乱を招くものもあるそうです。
ですが、上の「都市伝説」は、あくまで、楽しむだけの「都市伝説」なので、勘違いなどないようにお願いします。




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最終更新日  2007/03/23 10:35:15 AM


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