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2007/05/23
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カテゴリ: 政治
本日、衆議院予算委員会で、政治資金の問題について質疑が行われました。

どう考えても、507万円もかかるはずのない光熱水費が実際には何に使われたのか明らかにできないような人が、現に大臣の椅子に坐っているのです。
マスコミも全く追及しようとしません、何とも嘆かわしいことです。
岡田元代表も、疑惑をもたれている事務所費に関して、法律で義務づけられている5万円以上の領収書を自ら確認したのかと農林水産大臣に問いただしましたが、農林水産大臣は、確認したという報告を受けている、という答弁です。
これで、有権者に、5万円以上の領収書が保存されていると信じろというのですから、有権者もバカにされたものです。
民主党の小沢代表が、領収書を記者会見して公開したのと比べれば、農林水産大臣には、クリーンな政治を行おうという意識は全くない、疑惑をもたれようがへっちゃら、ということです。

ところが、読売新聞は、民主党小沢代表の資金管理団体が、秘書の寮を建てるための不動産を取得していたことは、しっかりと記事にするのです。
この報道姿勢は、全く不公正であるとしか言いようがありませんね。

そもそも資金も潤沢、不動産持ちが多い自民党の議員さんなら、秘書の住居も心配ないのかも知れませんが、民主党の貧乏な議員だと自民党議員のように私設秘書を何人も雇えるわけではありません。
公設秘書は、国から給与が支払われますが、私設秘書は議員が自腹で雇っています。
充実した政策立案、政府資料の十分なチェック、陳情の対応を行うためには、秘書の数も必要ですが、政治資金規正法の与党案では、貧乏な議員の場合には、私設秘書は、橋の下の段ボールの中に住めとでも言うのでしょうか?
これをご覧の皆さまには、永田町に行って、ドカーンと広い敷地に立っている自民党本部と、こじんまりとしたビルの数フロアを使っているだけの民主党本部とを見比べて頂きたいものです。
資金を潤沢に持っている政党はいい加減な資金管理でよい、資金もなく秘書の住居も政治資金でまかなうしかないような貧乏政党が不動産取得することすら認めない、これでは、金持ち自民党と貧乏民主党の格差がどんどん広がってしまいます。
こういうことがまかり通っていて、ちまたでは、格差だ、ワーキング・プアだと言われていますが、経済的に恵まれていない階層の生活のことなど、政治が考えるはずがないでしょうね。
有権者が選挙で厳しい審判を下さないのなら、日本は、ますます、格差が広がり、金持ち天国になっていくでしょう。




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最終更新日  2007/05/23 09:57:02 PM


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