aaa

2007/05/27
XML
カテゴリ: 科学の話題
日経BPのウェブサイトの 立花隆さんのコラム(第107回)
本日、東京大学の学園祭「五月祭」が本郷キャンパスで行われていますが、そこで、核融合に関するシンポジウムが行われるのだそうです。
このコラムを読んでいると、2年前、文藝春秋に論陣を張ってまで、ITER(国際別核融合実験炉)誘致にあれだけ反対していたはずの立花隆さんが、どうして、ITER支持派に変わってしまったのか、首を傾げてしまいます。
日経BPのコラムでも、 立花隆さんのコラム(第24回) では、米国がレーザー照射型核融合に転換してしまったのだから、トカマク方式(ITERで取り入れられている方式、強力な磁場で1億度のプラズマを閉じこめる)のITERを日本が進める意味はない、というようなことを言っていたのですが、どうなってしまったのでしょうか?

小泉前首相が、ITER誘致をフランスのシラク前大統領に譲り渡してしまったのは、立花隆さんの文藝春秋2005年3月号の記事の影響が強かった、とも言われています。
それを、フランスでITER建設が進められている今になって、ITERでも良かった、というのは、ひどすぎませんかね?
当ブログでは、 2004年12月9日の日記

日本のエネルギー政策から言っても、日本の科学技術振興から言っても、日中関係のような外交問題にとっても、ITERを日本に誘致しておくことには大きな意味があったのですが、日本人は、A級戦犯を合祀する靖国神社に小泉前首相が参拝することに拍手を送ってしまったため、本来、日本支持派だった中国がフランス支持に回り、ITER誘致に失敗してしまったのです。
ITER誘致失敗は、世界最先端の核融合技術を持っていた日本にとって本当に悔やまれることです。




理工系受験生向け大学入試問題研究サイトは こちら
大学入試問題検討ブログは こちら




コメント、トラック・バックはこちらへ お願いします。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007/05/27 12:40:16 PM
[科学の話題] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: