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2007/05/29
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テーマ: ニュース(95833)
カテゴリ: カテゴリ未分類
広島県の小学校で、小学校の先生が、トイレに行きたいという児童に、「そこでしなさい」と、近くにあったバケツで用を足させてしまうという事件があったそうです( こちら

私には、事件の経緯も何もわかりませんけれども、こういうことは、ありそうなことだな、と、毎週小学校にボランティアに出向いていて、思えるのです。
これと、ルーツが同様な鳥取県の事例について、 2005年8月6日の日記 にも書きました。
このときには、鳥取県の先生に対して人権侵害だと激しいバッシングの声が起きたので、そのバッシングの方がよほど人権侵害になると、民主党の江田五月さんにメールをした覚えがあります。

もちろん、今回の広島県の事例は、先生の不手際であって許されるべきことではないと思いますが、新聞に書き立てることなのか、と、思うのです。
こうした失敗で一々新聞のネタになってしまったり、人権侵害だ、非常識な教員がいる、などという非難が起こってしまうのであれば、小学校では特殊教育は行えない、ということになってしまいます。
手間のかかる面倒な子どもを小学校では受け入れることはできない、ということになってしまいます。

面倒だと言って、排除して孤立化させれば、会津若松市で起きたような事件( 5月21日の日記 を参照)が起こってしまいます。

LD、ADHDやアスペルガー障害、あるいは類型化できないものもあると思いますが、こうした手間のかかる子どもが各クラスに数人いるのです。
その対応の難しさは、小学校に出向いて、そういう子どもたちと対面してみれば、すぐにわかります。
先生の資質、熱意、教授法とか、家庭のしつけ、というレベルの問題ではないのです。

いろいろな教育系大学や医療機関で、こうした手間のかかる子どもたちへの対処法を研究していて、そのうち、どうすれば救うことができるか教育法が確立できると思いますが、現時点では、どの小学校でも手探り状態だと思います。
当然、失敗することもあります。
荒れてしまった子どもがガラスを割ってしまったり、他の子どもにケガをさせたり、ということが起こりうるのです。
今回の広島県の事例は、そうした失敗のうちの一つだろうと思います。

先生の試行錯誤をもう少し温かい目で社会が見守ることはできないものでしょうか?




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最終更新日  2007/05/29 02:27:35 PM


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