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2007/06/24
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テーマ: ニュース(95833)
カテゴリ: カテゴリ未分類
また、継父による児童虐待事件が起きました( こちら
継父と言っても、今回は母親と同居中の男ということですが、子どもの実の父親以外の人間であることには変わりません。
今度の事件は、大阪市で、飲食店経営の男が、暦久ちゃんという1歳の男の子の顔を殴り、急性硬膜下血腫で意識不明の重体だそうです。

男は、昼食時に「いただきます」がきちんと言えずに行儀が悪かったのでしつけた、と、言っているそうですが、行儀が悪くてしつけなくてはいけないのは、この男の方です。
そもそも1歳の男の子が、「いただきます」などときちんと言えるものなのでしょうか?
しかも、この男は、暦久ちゃんが滑り台から落ちたとウソをついていたのだそうです。

暦久ちゃんにも、2歳になる姉にも、殴られたような多くの痣があるそうで、虐待は日常的に行われていた疑いがあるそうです。
2人の子どもが通う保育園では、あざを発見していたそうですが、母親は、子ども2人でけんかしたと答えていたのだそうです。


こうした継父による児童虐待について、最近だけでも、 6月18日の日記 6月11日の日記 5月25日の日記 でも採り上げました。

何度でも書きます。

いったい、何人の子どもが虐待を受ければ、日本は民法766条を改正するのでしょうか?
児童相談所の権限をいくら強化しても、民法766条( 2月21日の日記 を参照)を共同監護にしない限り、こうした児童虐待事件はなくなりません。

何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も、同じことが繰り返され、うまく喋ることさえできないような子どもたちが、虐待されて、殺されたり、意識不明の重体になったりしていきます。

どうして、日本人はこの問題に目を背けてしまうのでしょうか?

今回の事件でも、実の父親が何をしているのか、全く出てきません。
実の父親が、時々、この子どもたちの様子を見に来ていれば、こうした事件は起こりようがないのです。


今回の事件を起こした男にとって、血のつながりもない子どもたちは、さぞ、憎たらしいだけの邪魔な存在だったのでしょう。
しかし、そんなことは、1歳、2歳の子どもの責任ではないのです。
母親が、2人の子どもを連れて、別の男と同居するということに対して、1歳、2歳の子どもに何ができると言うのでしょうか?
実の父親が、この子どもの生命を守らなくて誰が守るのでしょうか?

ところが、日本の民法766条は、非養育親の監護を拒否してしまうのです。

子どもに無理に会いに来れば、日本の法律は、子どもを心配する実の父親を ストーカー法で処罰する という信じられないようなバカげたことをするのです。
こんな子ども地獄の国は、先進国では日本だけです。

日本人は、1歳の子どもが意識不明になるほど殴られて、どうして黙って見過ごしていられるのか、私には、全く理解できません。

民法766条改正の動きは日弁連までで止まってしまっています。
日本人が全く関心をもたないからです。
法律を直さないのですから、今後も、継父による児童虐待事件が繰り返され、何の罪もない子どもが重傷を負い、殺され、そのたびに、何度も、何度も、私は同じことを書き続けることになるのでしょう。




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最終更新日  2007/06/24 10:40:56 PM


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