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2007/07/17
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テーマ: ニュース(95833)
カテゴリ: 時事的話題
地震で被害に遭われた皆さまには、大変お気の毒に思います。


確かに合理的に効率的に復旧作業を行うためには、手慣れた専門家がやるのが一番良いと思いますが、個人的には、違うように思うんですね。

手間がかかって面倒くさいものは排除、素人は黙って経済支援だけしてくれれば良い、ということだと、困った人がそこにいて誰の目にも見えているのに、どうして良いのかわからなくて、結局、誰も救いの手を差し伸べない、という風潮が強まってしまうように思います。
例としてはふさわしくないかも知れませんが、戦前の「千人針」のような、個人個人の小さな善意が積み上がって大きなサポートになる、というような発想があっても良いのではないでしょうか?

新潟のことだから、新潟の中の人同士で助け合えばよい、ということだと、次に関東で大地震があっても、東京・横浜の一般住民は、誰が何をすれば良いのかうろたえるだけになってしまいます。
崩れた屋根の下から声が聞こえてくるのに、どうやって、屋根や倒れた柱をどかすのかを、地域住民が誰もわからない、ということになります。
素人など来てくれても足手まとい、というのではなく、一般住民のレベルでの経験者の数を増やしておく、という発想も重要なのではないでしょうか?

バブル崩壊以降の長い不況、また、非正規雇用者の増加、というような現象は、合理性効率性を追求し過ぎ、必要以上にコストを切りつめ過ぎて、ゆとりが持てなくなってしまっている、ということにも原因があると思います。

ですが、もう少し、社会が大らかな見方、寛容な見方をできないものなのでしょうか?




TBSラジオ「アクセス」を聞いていて感じるのですが、人の善意を「どういう感覚をしているのか」とか叩く人が多いことが本当に悲しいですね。
人それぞれに、いろいろな心配の仕方で被災地の人の声を聞こうとしていること自体は、大切にするべきなのではないでしょうか?




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最終更新日  2007/07/17 09:55:05 PM
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