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2008/04/15
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カテゴリ: 政治
読売新聞が、チベット暴動をきっかけに、中国では多くの民衆が共産党のフィルターを意識することなく、愛国心を核に「空前の団結」をしていると書いています( こちら
日本も中国を見習うべし、と、言い出すのではないか、と、読売の記事を冷ややかに突き放して読んでいましたが、一方的な主張で安定を維持しても、チベット問題の解決にはつながらず、国際社会での賛同も得られないし、北京五輪への支持も広がらない、と、結論しているので、この結論は私も同意見です。

聖火リレー妨害や開会式ボイコットなどの国際的な批判拡大の動きに直面して、中国ではナショナリズムを核として「空前の団結」が生まれ、胡錦涛政権は、国民の団結を背景に強硬姿勢を貫いていると、読売新聞は分析しています。
もし、そうなら、まるで日本の戦前と同じですね。
国家の安定にとっては、軍国主義一色に染まった戦前日本のように、国家の中が団結して一色に染まっている方がむしろ危ない、甘くなった脇を突かれて一気にひっくり返されてしまう、ということを、「あの戦争」における日本の苦難の歴史が教えてくれているはずですが、中国の皆さまには、わからないのかも知れません。
戦争して勝つためにも、軍隊の中には異論が渦巻いているようでないと、敵が裏をかくような戦略をとったときに、桶狭間の戦いで、圧倒的に有利な条件下で慢心していた今川義元と同じ失敗をやることになるのです。
いかに中国が日本の10倍の人口を擁していると言っても、中国が一色に染まり、日本の中に多様な価値観や戦略が存在すれば、桶狭間で今川軍の10分の1しかない兵力で敵の首を取った織田信長の勝利(中国にもこういう故事があるのか私は知りませんが)の如く、日本が勝利するということもあり得る、ということを中国は知るべきですね。

中国では、人権擁護を訴える言論人が「国家政権転覆扇動罪」で懲役3年6ヶ月の実刑判決を受けたそうです( こちら
日本で、同じような基準で言論統制を行われたら、連日、激しい政権批判を繰り返している私などは、速行、ギロチン台に送られるでしょう。
ですが、私は、貧乏はしていますが、こうしてピンピンしてブログを書き連ねているわけです。
だからこそ、日本は、安定した国でいられるのです。
自民党政権は、左から右から、ありとあらゆる批判にさらされているからこそ、よくもあれだけ思いつくと言うような、詭弁、屁理屈の数々を繰り出せるわけです。
皮肉なことに、これが、「あの戦争」ですべて焼き尽くされた中から復興を遂げた日本の強さにもつながっているわけです。

日本国内で中国のことを言っても仕方ないのですが、中国が、本当に強い安定した国になることを望むのであれば、「チベットに独立を!」と叫ぶ言論でさえ容認するというような多様性を包容することだろうと思います。




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最終更新日  2008/04/15 02:38:35 PM


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