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先日、石和の旅館に泊まった際、夕・朝とも和食をいただいた。
外国人対象のツアーでは珍しいこと。いつもはブッフェスタイルの食事、ついつい脂っこいものを選んで皿に取る。
ただ、日本旅館の伝統なのか、食べきれないほどの料理が並ぶ。
「出されたものを残してはいけません!」と育てられた私は、総てを平らげてしまう。完全にオーバーカロリーだとは思いながらも、残すという行為が出来ない。
同じ量を洋食でいただいた時にくらべ、何だかお腹がすっきりしている。
妙な味付け、多量の油が無いのがいいのか、嫌な満腹感が無い。
元々、日本人は農耕民族であり、動物性たんぱく質より植物性を摂取してきた。それは時代が移り変わろうとも、遺伝子の中に記録され受け継がれているもの。
この時期騒がれる「花粉症」も、食の欧米化が招いたことだと思っている。
和食回帰、これでかなりの人が救われるのではないか。
事実、私の子供も酷いアトピーから解放された。
あの時、私たち夫婦に諭してくれたドクターに感謝している。
「悪食」により「害毒」を作り出すこの国、その治療に膨大な利権が存在する。
正に「マッチポンプ」的な仕組みを、どこかで断ち切らなくてはならない。
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