2006/07/06
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カテゴリ: クロ歴史!
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装着変身 仮面ライダークウガ
マイティフォーム&グローイングフォーム

2000年1月発売


可動のフィギュアに聖闘士聖衣(セイントクロス)のアーマーノウハウをプラスし、さらに超合金テイストで仕上げられた傑作フィギュア「装着変身」。

この装着変身シリーズは平成に復活した仮面ライダー「クウガ」以降、紆余曲折はあったものの、ライダーのメインフィギュアとして確固たる地位を築いていくことになります。

その栄えある第一号、「仮面ライダークウガ・マイティフォーム&グローイングフォーム」をご紹介します。





素体(五代雄介フィギュア)

肘膝はもちろん、足首や手指までも動く、全身17ケ所可動を実現した素体。
この上にマスク、胸アーマー、肩アーマー、腕アーマー、
そしてベルトを装着してライダーに変身します。



■1999の技を持つ男


オダジョー に。(笑)

マスクを被る都合から首が長く、顔が小さくなっていますが、
それ以外のプロポーションは意外によく見えます。




肘関節は約90度曲り、肘上に回転軸があります。
肩は前後回転の他、約160度程、横から上に開くことができます。
また、手は人指し指と中指の2本、薬指と小指の2本の単位で開閉できます。
膝は二重関節で約140度程、足首は前後に曲る他、アンクレットの部分から回転します。



腰はまったくの固定で回転軸などはありません。
ベルトが前面から被せるだけの構造のため、背面にはあらかじめベルトのモールドが施してあります。



胸アーマーは脇腹から開き、前から被せるように着せます。
腕アーマーはベルト同様、上から被せるだけのシンプルな構造。



そのため、後ろから見るとこのように切れ目が見えてしまいます。





マイティフォーム

トータルバランスに優れたクウガの基本戦闘形態。
必殺技である「マイティキック」はこの形態で放つ。


■FRONT


■SIDE&REAR


■BUST UP



【スタイリングについて】
構造上、胸のアーマーが大きくなっていますが、大きな破綻のないプロポーションだと思います。
ただ、首が可動の都合か極めて細く貧弱です。また、腰まわりも動揺に貧弱な印象がありますが、ベルトの存在感によってうまく補われています。
ベルトと腕アーマーが、被せるだけの形式で切れ目の目立つことが惜しいですが。

顔は本編のスーツより目の配分が大きく、ツノが若干小さい印象でちょっとファニーフェイスになっています。胸、肩、腕は深みのあるメタリック塗装が施してあり、質感が高められています。金と赤の塗り分けも及第点といっていいでしょう。

先に述べたように、ベルト、腕アーマーが切れていることから、後ろから見ると元も子もないですが、玩具としてのトータルバランスはよいと思います。


【POSE】






■ライダーキック






グローイングフォーム

変身ベルト・アークルを体内に宿した五代雄介が初めて変身した姿で、本格的な戦闘形態ではない。身体に著しいダメージを受けたとき、この形態に戻ったことがある。


■FRONT


■SIDE&REAR


■BUST UP


形状はツノが短くなっている他はマイティとすべて同じですが、塗装が赤の部分がパールホワイト、目とバックルがオレンジ色になっています。


【POSE】





■固定ポーズフィギュア


ディスプレイ用にクリアレッド材質の固定ポーズフィギュアが付属します。
ヘアスタイルはなぜか角刈り。



バックにイメージフォトの付いたディスプレイスタンドに飾ることができます。


■パーツ一覧


マイティフォーム:ヘルメット/胸、肩、腕各アーマー/ベルト
グローイングフォーム:ヘルメット/胸、肩、腕各アーマー/ベルト





【総括】
このレビューをまとめている06年現在、平成ライダーとしては七作目にあたる仮面ライダーカブトの装着変身シリーズが展開されていますが、素体の基本設計やアーマーの装着方法など、多くの部分がこのクウガからそのまま踏襲されていることに気付きます。
それを考えると、この「装着変身クウガ」というアイテムがいかに堅実だったのかを思います。

特に、素体がプレーンで、他のフォーム(シリーズ商品)との“着せ変え遊び”が楽しみやすいことも好印象です。

現在のものはディテールも複雑になっており、確かに見栄えはするようになりましたが、ほとんどが専用素体になってしまっています。

“着せ変え遊び”はまちがいなく装着変身シリーズの楽しみの一つですが、これに互換による創造性を与えるのなら、この初期のクウガに戻って学ぶことも多いのではないでしょうか。

腰は固定だし、肩のボールジョイントもありませんが、けっこうよく動きますよ!



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