2007/08/18
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カテゴリ: クロ歴史!
2007年8月入手
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Last updated  2007/08/20 09:42:50 AM


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仮面ライダーファイズ アクセルフォーム レビュー
装着変身 (ミリオンムック「装着変身大全」誌上限定販売)




装着変身ファイズ アクセルフォームはミリオン出版のムック「装着変身大全」の購入者を対象とした通販限定アイテム。

通常版ファイズの2,100円 に対し、運賃も含めて総額3,500円(+本誌1600円)なりと、かなり割高についてしまいましたが、やっぱり買っちゃうのですよねえ・・・。



【ポイント】
・キーアイテムであるファイズアクセルや劇中同様開閉可能なフルメタルラング、その内部などを緻密に造形
・全身を走るシルバーのライン、目の微妙な赤など忠実に再現された色彩
・オプショナルパーツとして、ファイズポインター、ファイズショット、ファイズエッジなど各ファイズギアが付属





■FRONT


■SIDE&REAR







【スタイリングについて】

通常版ファイズをベースに、素体のフォトンストリームなどの色を替え、開閉ギミック内蔵の胸アーマーとファイズアクセルの付いた左腕などを新造したアイテムです。

プロポーションはあくまで旧世代の装着変身の域をでませんが、黒と銀、そして血のように赤い目のコントラストが際立ち、存在感を感じさせるアイテムに仕上がっています。

もともと工業規格品的テイストを持つファイズですが、玩具になると妙なリアリティを感じます。
やはり装着変身映えするなあと再認識。




ファイズアクセルはミッションメモリーが抜かれた状態を再現
(実は黒く塗っているだけ?)



ファイズドライバーにセットされたミッションメモリーは中央の円形部分が赤く塗装されています。





PVC製のカバーの開閉により劇中アクションを再現するフルメタルラング。
内部メカはシンプルですがメリハリの効いたディテール。
ブラッディ・コアは金色の塗装で表現されています。
希望としてはスマートブレイン社のロゴが欲しかったですかね。




アーマーのヒンジは元ファイズより小さく、腕の動きに干渉の少ないものに変更されており、好印象!


■比較


やはり通常版ファイズと。
色遣いが変わるだけで、見事に印象が変わりますね。
どちらももう少し胸板を厚くした方がよいかも。



中の人の造形に関する変更点はファイズアクセルだけでしょうか。
顔も肌色が微妙に違うくらいで、ニヤリ具合までほとんど変わりません。

でも、やっぱりこれはたっくんじゃない・・・ですよね。


【装備について】
基本的に通常版ファイズの構成と同じ。
ファイズショットとファイズポインターはこの他にベルトに取り付けるための小型のものが付いています。

■ファイズショット


黒いグリップ部を展開、調節できます。

■ファイズエッジ


特にギミック無し。

■ファイズポインター


設定同様、右足に取り付けることができます。


【POSE】














■パーツ一覧


マスク/胸アーマー/ファイズドライバー/肩アーマー×2/ファイズエッジ/ファイズショット(パンチモード/カメラモード)/ファイズポインター(ポインターモード/ライトモード)



【評】
あらかじめ申し上げますが、私は諦めかけていたアイテムが手に入るというメリットから、誌上限定通販という形式を認める立場です。

誌上限定にならなければ、いつか流通商品として発売されたかはさておいて、
今回、アクセルフォームが装着変身化されたことは、その一点で意義のあったことに思います。

何だかんだ言っても、やはり、アクセルフォームはかっこいい!!
久々に中の人の顔付きだったので楽しめました!


ただ、課題もあります。

まず、1月末のムック発売、4月9日の申し込み締め切りに対し、当初は5月の発送予定となっていましたが、実際に手にできたのは、お盆あけの8月16日。
本誌発売と同時に申し込んだ方がいたとすれば長々半年ほど待ったことになります。

この件は8月に入ってから「ご報告とお詫び」というハガキで8月16日前後には届くとの連絡がありました。

また、ムック内の写真で紹介されていた各デバイス(ファイズポインター/ファイズショット/ファイズエッジ)のミッションメモリーの色が中途で仕様変更されました。

細かい話になりますが、アクセルフォーム発動時には、ファイズアクセルから引き抜いたミッションメモリー(中央の円形不部分が赤色)はファイズドライバー(ベルト)に納まったままであり、各デバイスには通常のミッションメモリー(黄)が使われていたいう設定から、GD-61通常版ファイズ)に使われたものとそれぞれ同じものにわざわざ戻したとのことです。

確かに思い出せば劇中でもいちいち差し換えていなかったようだし、(設定外でも色替えバージョンが欲しいという欲求とは別に)理に適った判断だったと思います。
これついても8月になってからミリオン社のホームページでも説明されています。

ですが、すべての人がネットを見ているわけではありません。
商品が届いて、訝った方もあったのではないでしょうか。

この件については先のハガキに併記するか、本体内にことわりを入れるのがベストだったように思われます。

残念ですが、まあ、この手の話はよくあることで、その中でも今回のミリオン社様は頑張って誠意を尽くされようとした跡が見えますので、あえて苦言を申し上げることでそれに応えたいとの次第です。


アイテム本体については仕上がりにちょっと難があるものの、よくできていると思いますが、ただ、あくまで平凡な仕上がりで、実際に手にしてからのサプライズとかはありませんでした。

誌上通販品の価格が高くなってしまうのは、いろいろ事情がありそうだから仕方ないとして、ならば中途半端ではなく、いっそのこと価格がちょっと高くなっても、市販品では叶わないようなものを作って欲しいとの要望があります。

例えば目とブラッディ・コアにクリア素材を使うとか。
ファイズアクセルは取り外し式にして、通常のファイズに付けられるようにするとか。

特に目はブラスターで実績もあるので、ちょっと残念でした。


現在もちょうどネット限定で電王ウィングフォームの予約が行われていますが、こうした傾向は続くのでしょう。

装着変身で次があるなら、自分はホッパーズを希望します!
その際は、多少高くなっても、地獄兄弟の顔を作り込んで欲しいなあ・・・。



※ファイズギアケースは付属しません



【レビューカテゴリ】

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