今回はリグリア州の港町【GENOVA】のご紹介。日本⇔イタリア貿易には欠かせない港で、貿易に限らず日本からの船便郵便物の多くが此処に到着する。 私はこの町の景色や美しい建物・数々の芸術品は大好きだが、正直言って此処の税関は嫌いだ! 今までに幾度も、日本からの個人的な荷物に多額な税金を課されたからという、あくまで個人的な理由に過ぎないのだが・・・ 私は根が正直なので、届いた荷物の価値価格を申請する際、ジェノヴァの税関に正直に申告した。すると、その額に対して約30%もの税金を支払えと言われ、泣く泣く支払った。最初の多額税金支払いに懲りて、2度目以降は少なめに申告したのだが、それでも多額税金に納得が出来ず、毎回少しずつ価値価格を減らしていったという、私の正直さを捻じ伏せてくれた町なのである。 中身に依るが、多額の税金を支払うなら、郵送料が高めでも早く到着する航空便にした方が賢明だと、最近は思う。(※航空便の税関チェックはゆるい) とまあ愚痴で始まってしまった今回の【GENOVA】であるが、先に書いたように美しい街並や建造物は我々の目の保養になる。 貿易港なので、港近くにはこれまた最近イタリア進出盛んな中国人達の街が出来上がっており、異国情緒(?)も楽しめる??? 又10年前には、この港に見事な水族館が完成し、学校の遠足やイタリア人達の国内旅行の目的地にもなっている。 日本にはこれより立派な水族館がたくさんあるので、日本の皆さんからすれば「な~んだコレ!」ってなことになるかもしれないが、バカンスシーズンや土・日、祝日などは入場行列が出来、数時間待ちなんてことも多い。 我々も入場切符を買うのに1時間並び、その後も長時間待ち必至だったのだが、ずる~い夫の悪知恵で別門から入場した。 正直者の私としては後味悪く、純真そうなイルカさんやペンギンさん達と目を合わすのに気が引け、ピラニアやサメの水槽前で「夫をこの中に放り込んでやろうか・・・」などと思っていた。 港に近いレストランでは、当然のように海の幸メニューがメインだが、お気軽トラットリアでさえ、目が飛び出るほどの価格をつけておられる が、最高に美味であった~! この時の夫の一言 「このAragosta(伊勢海老)ジェノヴァで取れるはずもなく、外国か南から着たんだナァ・・・」 わざわざジェノバ気分に満悦しているというのに、 「やっぱりお前はピラニアの水槽に落ちてしまえ~~~!」 |
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![]() Piazza de Ferrari |
![]() Piazza de Ferrari からのPalazzo Ducale |
![]() Palazzo Matteotti |
![]() Sala del maggior Consiglio(Palazzo Ducale) |
![]() Sala del Maggior Consiglio(Palazzo Ducale) |
![]() Soffitto della Sala del Minor Consiglio(Palazzo Ducale) |
![]() Porto(Acquario di Genova水族館近く) |