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こんばんは!
今日はバリの アルマ美術館
に展示されてた僕の大好きな作品
「Das Karusell The Merry Go Round」から~

「ウォルタースピーツ」
についてちょっと詳しくご紹介します!
そもそも、彼の絵に出会ったのが…いまから約4年ほど前になるんかな~?
初めてバリに行った時、アルマ美術館で彼の絵を見たのが始まりです。
(前にもブログで紹介しましたけど…笑)
それから~何故かこの人の 「絵」
が、 「
人」
が気になって仕方なかったんですよね(笑)
そこで今回はちょっとこの人について調べてみたんで、
皆さんにもご紹介を…と思いまして(笑)
この 「ウォルタースピーツ」
~
1895年ロシアのモスクアでドイツ人実業家の子供として生まれ
1920年~1930年頃まで大好きな チャンプアン渓谷
がある
ウブド
を拠点に東西文化の架け橋となり、
たくさんの作品を生み出した芸術家だそうです!
バリでは昔、 「
カマサン・スタイル」
と言う~
「黒、白、黄、青、茶色」の5色で平面的な絵
を描くのが
主流やったらしいんですが…
この ウォルタースピーツ
とオランダ人画家の ルドルフ・ボネ
らがバリにやってきて
バリの芸術家たちと 芸術家協会(ピタ・マハ=偉大なる光)
を設立させたそうです。
そして共に刺激し合い今日のバリの絵画のスタイルが生まれたらしい。
だとすると、この ウォルタースピーツ
がバリに来てなかったら~
今日のバリ絵画も、今とはちょっと違うスタイルとなってた…
と言っても過言ではないっちゅ~ことですな(笑)
ん~すごい人なんや!
それに、このウォルタースピーツは…
絵画
のみならず、 写真家
でもあり、楽劇にも精通した 文化プロデューサー
でもあったらしく
僕らがバリで見る ケチャダンス
ってあるでしょ?
(チャッ、チャッ、チャッチャッチャッ…チャッ!ってやつ 笑)
あれを現代のケチャダンスに近い形態に初めてプロデュースした人やって!
すげ~ぇ!
まさに伝説的芸術家やん!
そこで、そんな素晴らしい彼の作品 「風景とその子供たち」
をご紹介しましょう!
この絵は1939年ジャワ島スラバヤの収容所内で描かれた作品らしく、
第二次世界大戦が勃発し、当時オランダの敵国人でもあったウォルタースピーツは
囚われの身となってここに収容されていたらしい…。
そこで 大好きなバリ
や 自然
、 友人
たちのことを想いながら
この作品が完成されたそうです。
幻想的できれいな絵やけど…なんとも言えない刹那さや淋しさが伝わってくるようです。
そんな ウォルタースピーツ
、生前は ウブド
を拠点に活動していたそうですが…
亡くなる数年前には、広大な田園と自然の風景に見せられ~
アグン山麓のイッセー村(イセ)
に住居を移し、亡くなるまでこの村を愛したそうです。
僕も次回のバリでは~ぜひこの村を訪れてみたいな~って思ってます(笑)
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