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【本日の一冊】父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。そして、その悲しい出来事のあとも…。泣きたくなるのはなぜだろう?優しすぎるストーリー。 ず~っと気になっていた一冊。よかった。瀬尾さんの作品を読むと心が澄んでくるような気になります。 ドロドロの心なんですが…
2009年05月26日
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【本日の一冊】死神(アンクー)の姿を見ると、自分か、その愛する人が死ぬという―。OLの多美は、恋敵が死ぬ夢想にとりつかれ、自分を嫌悪している。ふとしたきっかけで、総務部の窓際主任・島野に相談してみると、彼は、その夢想は予知なのだと説き、そして自分はこれから死ぬ誰かを黄泉へとおくる死神なのだと言い出した。おとぎばなしをモチーフに、現代女性の心の闇を描く感動的ミステリー。
2009年05月21日
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【本日の一冊】ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。紋章は秘密結社“イルミナティ”―十七世紀にガリレオが創設した科学者たちの結社―のもので、この世にはもう存在しないはずの伝説の紋章だった。それが男の全裸死体の胸に焼印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに世界初の大量反物質の生成に成功した科学者。反物質は核の数十倍のエネルギーをもつが、すでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持込まれたという…。スピード感あふれ、ひねりと衝撃が連続の、タイムリミット・サスペンス。近々、映画を観に行く予定なので急いで原作を読みました。おもしろい! シリーズ第2弾の『ダ・ヴィンチ・コード』もよかったけれど本書(第1弾)もおもしろい! これが映画になるとどうなるのか、楽しみだわ~ 公式サイトはこちら→ http://www.sonypictures.jp/movies/angelsanddemons/site/entry.php#homeラングドン・シリーズ第3弾は『ザ・ロスト・シンボル』というのだそうな。日本で出版されるのが待ち遠しいわ~
2009年05月18日
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【本日の一冊】ひと恋しくて偏愛のひとが選んだ、忘れられない76名の横顔―現代日本の文化の流れに欠かせないひと、残って欲しい人びとを、彫琢の文章で記す宇野亜喜良によるポートレイト76点を収録。【目次】伊集院静/横尾忠則/向田邦子/小泉今日子/市川崑/小林亜星/山下武/さくらももこ/江戸川乱歩/黒柳徹子/本木雅弘/武田百合子/坂東八十助〔ほか〕
2009年05月07日
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【本日の一冊】前作『六の宮の姫君』で着手した卒業論文を書き上げ、巣立ちの時を迎えたヒロインは、出版社の編集者として社会人生活のスタートを切る。新たな抒情詩を奏でていく中で、巡りあわせの妙に打たれ暫し呆然とする「私」。その様子に読み手は、従前の物語に織り込まれてきた糸の緊密さに陶然とする自分自身を見る想いがするだろう。幕切れの寥亮たる余韻は次作への橋を懸けずにはいない。 【目次】山眠る/走り来るもの/朝霧 シリーズ第五弾。これもよかった。このシリーズはいろいろなところに伏線が張りめぐらされているので、『空飛ぶ馬』から順に読んでいく方がより楽しめます。ところで、次の作品は出ているんでしょうか? ≪私≫の更なる成長が楽しみです。
2009年05月04日
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【本日の絵本】パリの路地裏に、ひっそりと息づいていた手の記憶。本造りの職人から少女へ、かけがえのないおくりもの。伊勢英子さんの絵本は初めて手に取りました。やさしい絵が物語りにあっています。小さな子どもよりも本好きの大人に向いている絵本かも。伊勢さんの他の絵本も読んでみたいと思います。
2009年05月02日
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