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hamutan
食べ物・飲み物・読み物・気になるもの… あんな事やこんな事、とりとめもなく綴っています（＾＾）
2007年01月14日
カテゴリ： 📗 よみもの
【本日の一冊】
果てしなき渇き
元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。家族とよりを戻したいと願う藤島は一人、捜査に乗り出す。一方、三年前。中学生である瀬岡尚人は手酷いイジメにあっていた。自殺さえも考えていたところを藤島加奈子に救われる。彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願うようになるが…。二つの物語が交錯し、探るほどに深くなる加奈子の謎、次第に浮き彫りになる藤島の心の闇。用意された驚愕の結末とは―？『このミステリーがすごい！』大賞第３回受賞作。
ひどく後味の悪い一冊でした。
「このミス大賞」受賞作というので、かなり期待して読んだのですが…
ハードボイルド系小説では、主人公に魅力を感じるものですが
この主人公には≪サディスティックなエゴイスト≫という印象しか持ちえませんでした。
闇を描いて光を表現する、という類のものでもなく、ただただひどく重苦しい小説です。
救いも希望も見出せないまま、ドロドロの闇にまみれたい、という読者向き。
果てしなき渇き
元刑事・藤島秋弘のもとに、失踪した娘の加奈子を捜してほしいと、別れた妻から連絡があった。家族とよりを戻したいと願う藤島は一人、捜査に乗り出す。一方、三年前。中学生である瀬岡尚人は手酷いイジメにあっていた。自殺さえも考えていたところを藤島加奈子に救われる。彼は彼女に恋をし、以前、彼女がつきあっていた緒方のようになりたいと願うようになるが…。二つの物語が交錯し、探るほどに深くなる加奈子の謎、次第に浮き彫りになる藤島の心の闇。用意された驚愕の結末とは―？『このミステリーがすごい！』大賞第３回受賞作。
ひどく後味の悪い一冊でした。
「このミス大賞」受賞作というので、かなり期待して読んだのですが…
ハードボイルド系小説では、主人公に魅力を感じるものですが
この主人公には≪サディスティックなエゴイスト≫という印象しか持ちえませんでした。
闇を描いて光を表現する、という類のものでもなく、ただただひどく重苦しい小説です。
救いも希望も見出せないまま、ドロドロの闇にまみれたい、という読者向き。
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