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hamutan
食べ物・飲み物・読み物・気になるもの… あんな事やこんな事、とりとめもなく綴っています（＾＾）
2007年01月25日
カテゴリ： 📗 よみもの
【本日の一冊】
ひたひたと
閉ざされた部屋に集まった五人の男女が、自らの心の闇を一人ずつ告白し合う―著者の急逝により、この物語は二人目の告白で終わってしまったが、著者が目指した高みは、読む者の胸に激しく迫る。
図書館で手にした時は気づかなかったのですが、
表題作「ひたひたと」は『 乱歩賞作家黒の謎 』に所収されていたので既読でした。
が、本書を読んで「５人の男女の告白の一部」だったことが判り
「ひたひたと」の導入部分がああいう語りになっているのも、やっとしっくりとしました。
あとの３人の心の闇を著者はどのように語りたかったのか―
もう野沢氏の作品が新たに出ないのだと思うと残念でなりません。
本書は北方謙三氏の「弔辞」が載せられていますが、これがまたぐっときます。
ひたひたと
閉ざされた部屋に集まった五人の男女が、自らの心の闇を一人ずつ告白し合う―著者の急逝により、この物語は二人目の告白で終わってしまったが、著者が目指した高みは、読む者の胸に激しく迫る。
図書館で手にした時は気づかなかったのですが、
表題作「ひたひたと」は『 乱歩賞作家黒の謎 』に所収されていたので既読でした。
が、本書を読んで「５人の男女の告白の一部」だったことが判り
「ひたひたと」の導入部分がああいう語りになっているのも、やっとしっくりとしました。
あとの３人の心の闇を著者はどのように語りたかったのか―
もう野沢氏の作品が新たに出ないのだと思うと残念でなりません。
本書は北方謙三氏の「弔辞」が載せられていますが、これがまたぐっときます。
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