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hamutan
食べ物・飲み物・読み物・気になるもの… あんな事やこんな事、とりとめもなく綴っています（＾＾）
2007年01月28日
カテゴリ： 📗 よみもの
【本日の一冊】
冷い夏、熱い夏
何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影―強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろぐ「私」。それが最悪のものであり、手術後１年以上の延命例が皆無なことを知らされた「私」は、どんなことがあっても弟に隠し通すことを決意する。激痛にもだえ人間としての矜持を失っていく弟…。ゆるぎない眼でその死を見つめ、深い鎮魂に至る感動の長編小説。毎日芸術賞受賞。
吉村昭氏の作品は初めて読みました。
歴史小説や記録小説は苦手意識があって、何となく手を出さなかったのですが、
リンク先で本書の感想を見て、読んでみようかなぁ…と。
で、購入した後も何となく手を出さず、放置してあった一冊だったのですが（笑）
読んでみたら ・・・ すごい！
よくある患者やその家族の闘病記なんてものではありません。
早く読めばよかったわ。
２０年以上前に刊行された作品なので、医療行為などの記述はやや古い感じがしますが
叶わぬ願いですが、著者に「脳死」を扱った作品も書いて欲しかったなぁ…
冷い夏、熱い夏
何の自覚症状もなく発見された胸部の白い影―強い絆で結ばれた働き盛りの弟を突然襲った癌にたじろぐ「私」。それが最悪のものであり、手術後１年以上の延命例が皆無なことを知らされた「私」は、どんなことがあっても弟に隠し通すことを決意する。激痛にもだえ人間としての矜持を失っていく弟…。ゆるぎない眼でその死を見つめ、深い鎮魂に至る感動の長編小説。毎日芸術賞受賞。
吉村昭氏の作品は初めて読みました。
歴史小説や記録小説は苦手意識があって、何となく手を出さなかったのですが、
リンク先で本書の感想を見て、読んでみようかなぁ…と。
で、購入した後も何となく手を出さず、放置してあった一冊だったのですが（笑）
読んでみたら ・・・ すごい！
よくある患者やその家族の闘病記なんてものではありません。
早く読めばよかったわ。
２０年以上前に刊行された作品なので、医療行為などの記述はやや古い感じがしますが
叶わぬ願いですが、著者に「脳死」を扱った作品も書いて欲しかったなぁ…
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