ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Aug 12, 2006
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「飛び跳ねる豆」

 今日の練習では、ケーティー(チェロ)の強い希望で、余った時間でビラロボスの1番を通してみることになった。僕にとっては、この曲はもちろん、この作曲家の曲を弾くのも生まれて初めて。こんなマイナーな曲、存在すら知らなかったけど、なぜかケーティーは譜面を持ってて、しかもトム(ビオラ)も弾いたことがあるらしい。マイク(第二バイオリン)と僕は半信半疑ながら練習に臨んだ。

 全六楽章。いずれも譜面的には初見でも弾けなくもないレベル。今日は軽く通してみるにとどまったが、各所に興味深い旋律や和音が出てきて、音楽的には奥深そう。

 それぞれの楽章に題名がついており、この作曲家はブラジル人だから、おそらくそれらはポルトガル語。
 終楽章にいたっては、英語版の題名もあり、Jumping like a jumping bean。
豆が飛び跳ねるような躍動感 でもって弾かなきゃいけないらしい。そう言われても……。

 この作曲家、17曲ぐらいものカルテットを書いてるとのことだが、全部を聴いてみようとか弾いてみようとかいう気はとりあえずは今の自分には全くない(笑)。が、こういう曲にたまに触れるのは大切なことだし、あんまり肩肘張らずに、和気あいあいと練習できる曲だったので、充分に楽しめた。

 そして、僕にとっては、 シベリウスの





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最終更新日  Sep 3, 2006 02:25:07 AM
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