ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 15, 2010
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 二週間ほど前、ラベルの弦楽四重奏曲に挑む機会がありました。

 ほんとは全部の楽章を練習する予定だったのですが、ファーストを弾く僕がどうしても間に合わず、泣く泣く前日に三くだり半のメールを送り付け、1、2楽章だけにしてほしいと懇願しました。
 これってほんとは反則。ずーと前から曲目を決め、当日までに各自せっせとさらってくるという前提のもとで集うメンツの場合、前日になって「やっぱ全楽章はムリ」と言い放つなんて、信頼を失います。こうゆうことばかりやってると今後お呼びがかからなくなるのでヤバいのです。反省ちゅう。

 ちなみにラベルの終楽章を断念せざるをえなかった理由のひとつ、曲がなんと五拍子であるという点。どーも感じがつかめません。弾けるようになる日は来るんでしょうか。

 五拍子の曲って、ラベルほか近現代の作曲家の場合だと結構あるんでしょうけど、19世紀以前のクラシックで、完ペキな五拍子音楽って言ったら、おそらくチャイコ悲愴交響曲2楽章ぐらいしかないんじゃないかと思います。

 ジャズやポップスでも、そんなに多くは思い浮かびません。


  Mission: Impossibleの主題曲


 ビートルズの曲に部分的に五拍子の曲があったよーな気もします。

*****

 五拍子の曲を演奏する場合の攻略法のひとつに、五音節の単語をボソボソ口ずさみながら数える、というのが(たぶん)あります。日本語だと、イケブクロとかワダアキコとか。



 で、英語の場合。
 僕の周りには、(ミッション・インポッシブルの曲が五拍子ということもあって)Mission Impossibleという語を五音節で唱えながら五拍子の曲を弾くことを提唱してる人がいます。






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最終更新日  Jun 16, 2010 06:47:30 PM
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