ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 25, 2011
XML
「M - i'm lovin' it」

 この夏一番の思い出となったかも。
 今日は、NYや米国内はもとより世界でご活躍のチェリストAさんと一緒にトリオで遊んでしまいました。

 ぼくは過去に、ひょんなことからA氏のリサイタルでピアノの譜めくり役を務めたことがあって、顔と名前は覚えていただいており、その後も何度かお会いしたり呑んだことはありました。リサイタルではもちろん無報酬でおめくり申し上げたのですが、Aさんは今でも感謝してくださってて、今日はなんと一緒に弾いてくださるとのこと。身に余る光栄であります。

 ピアニストのセス氏と相談して、メントリ2番を弾くことにしました。過去に何度か取り組んだことがあって、好きにならずにいられない曲。弾けば弾くほどその名曲ぶりに唸ってしまう。

 Aさんとの演奏、激しく緊張いたしました。
 今回は純粋に楽しい音楽の時間を過ごすという企画だったので、奏法や表現に関する細かいご指導はありませんでしたが、ぼくも自然と氏の弾き方に合わせよう追いつこうと努力し、実にいい勉強になりました。

 今までぼくは、バイオリンの演奏はバイオリンを弾く人から教わることが大半でした。でも、チェリストと一緒にピアノトリオを弾くというのもアリアリなんだなというのが今日の発見。要するに、「真似る」ことで上を目指すわけで。
 特にロマン派の三重奏曲は、バイオリンとチェロが同じ旋律を交互に弾くことが多く、リズムや奏法、歌い方、フレーズの処理など、学ぶべき要素がたくさん。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jun 28, 2011 10:24:33 AM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: