ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 31, 2011
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「熱中時代」

 今日はいつもの面子でカルテットの練習。
 ほんとは今夏はプロの先生にモーツァルトをみっちりしごいていただく予定だったのだけれど、なかなか師匠も我々も忙しく、五人が揃うのは絶望的。

 で、今日は開き直ってメリケンカルテット。ファーストバイオリンはぼく(1と4楽章)とピーターが交替で、ビオラはジム、チェロはジャン。

 この曲、やっぱり楽しい。
 ってゆーか、裏メロとか三度ハモりとか転調とかのコワザ攻撃が少なく、主役と脇役、旋律と伴奏という図式がはっきり分かれてて、役割分担がわかりやすい。まさにアメリカ的なわけで。
 全編にわたり、ほとんどフラット一つのみで突き進む(ヘ長調、ニ短調)。

 今日のように、パッと集まって仲良く遊ぶぶんにはもってこいの曲。ただ、この曲は好き嫌いが分かれるのも事実。少なくともぼくの周りではそんなには評価されてない。











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最終更新日  Aug 6, 2011 12:25:15 PM
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Re:ドボルザーク:弦楽四重奏曲第12番 F Op96「アメリカ」(07/31)  
かのん111  さん
わあ、ドヴォルザークの「アメリカ」といい、1stヴァイオリンのチェンジといい、エマーソン弦楽四重奏団を彷彿とさせます!

op.100番以降が魅力的なのですね~、なるほど。
娘さんたちのために書いたといわれる、私の大好きなソナチネや超有名なチェロ協奏曲もそれに当てはまるわけですね。
(Aug 7, 2011 09:04:12 AM)

Re[1]:ドボルザーク:弦楽四重奏曲第12番 F Op96「アメリカ」(07/31)  
かのん111さん

>1stヴァイオリンのチェンジといい、エマーソン弦楽四重奏団を彷彿とさせます!

楽章間でファースト/セカンドが交替するのはやりすぎかもしれませんが、各パートの重責を各人が共有するのはとても勉強になります。

ちなみに、エマーソン四人組って、いい歳こいたオヤジさんばかりなのに、イマドキで若々しい広報戦略で売り出してるという印象があります。おそるべし。

>娘さんたちのために書いたといわれる、私の大好きなソナチネや

かのんさん、あいかわらずシブすぎます!
(Aug 7, 2011 08:45:14 PM)

Re[2]:ドボルザーク:弦楽四重奏曲第12番 F Op96「アメリカ」(07/31)  
かのん111  さん
ピカルディの三度THさん

>ちなみに、エマーソン四人組って、いい歳こいたオヤジさんばかりなのに、イマドキで若々しい広報戦略で売り出してるという印象があります。おそるべし。

そうなんですよね!昨年(だったか・・)、11年ぶりに来日した際も、楽器を床に立ててその周りにメンバーの皆さんが斜に構えて立ってカメラを見下ろしている・・というようなアヴァンギャルドなチラシであっと言わせてくれました。。

>かのんさん、あいかわらずシブすぎます!

シブいですか?(笑)
(Aug 8, 2011 06:10:43 AM)

Re[3]:ドボルザーク:弦楽四重奏曲第12番 F Op96「アメリカ」(07/31)  
かのん111さん

>11年ぶりに来日した際も、楽器を床に立ててその周りにメンバーの皆さんが斜に構えて立ってカメラを見下ろしている・・というようなアヴァンギャルドなチラシで

11年ぶりですか。やっぱりあんまり世界巡業はないんでしょうかね。
彼らって、CDジャケットもけっこう構図が凝ってます。販促動画とかも。予算あるんでしょーねー。
(Aug 8, 2011 09:52:42 AM)

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