ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 9, 2012
XML
カテゴリ: 映画、テレビ
「オペレーション・トモダチ」(評価:★★★☆☆ 三つ星)


 前にニューヨークにある日系の古本屋Bックオフにて購入した日本映画のDVD、やっと観ることができた。
 実はこの映画には友だちが出演してることもあり、いつか観なきゃとは思ってた。観てないくせして、ご本人にはとりあえず「いい映画でしたよー」「迫真の演技でしたねっ」とか申し上げてお茶を濁しており、これでついに罪悪感から解放されたわけで。


<感想>

 いろいろ詰め込みすぎ。観てて疲れる。てゆーか、「バルト」って何?
 良くも悪くも大作。登場人物が多すぎて、各人のキャラが生かしきれてない。白人兵士と和風美女との禁断の恋とかはお約束としても、もっとメリハリをつけられたはず。
 松平健とブルーノガンツの二大俳優を軸に据え、脇のキャラを少し整理したほうが良かったか。さすがに高島礼子は美しかったし存在感あった。

 例えば、祖国ドイツの母に手紙を書き続ける純情少年が登場するのだけれど、このキャラはおそらくかなり重要なのに埋もれてしまってる。さらに彼は常に写真機を持ち歩いてて撮影しまくってたので、ぼくはてっきりそれらの写真が映画の最後で出てくるのかと思って期待してたのに、結局何もなし。

 小さめの役がいっぱいありすぎたか。勝野洋、阿部寛、坂東英二、泉谷しげるとかが演じており。
 息子を軍に殺され、ドイツをひたすら憎み続ける父親キャラとかは、もっとふくらませてもいいよーな。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Nov 10, 2012 08:09:57 PM
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ピカルディの三度TH

ピカルディの三度TH


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: