ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 30, 2013
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「私のことは嫌いでも、WAMのことは嫌いにならないでくださいっ」

 今日は久しぶりに四重奏で遊んだ。Vn2 Kさん、Va フレッド、Vc T君。普段ぼくはセンター(=内声)を務めることがが多いのだけど、今回はファースト。

 前半はモーツァルトK499。結論から言うと、この作品、なんだかなーという感じ。ウォルフィー様、アマデウス様のカルテットにしては、「らしくない」。

 いちいちフォルテとピアノの対比が強調されててテンパってるさまは、まるでベートーベン。
 あんまし洗練されてなくて田舎っぽい動きかたは、まるでドボルザーク。
 しつこく同じことを繰り返すのは、まるでシューベルト。

 ま、遅い楽章で音がビミョーにぶつかりながら進んでいくのとかは粋だし、終楽章の最後の最後で、全く新しい音型が登場するのとかは面白い。おそらく「通」の方々は珠玉の名曲っ!とかのたまうであらう。

 で、ぼく自身、この曲を好きか嫌いかと訊かれたなら、嫌いと答えさせていただきたく。







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最終更新日  Apr 1, 2013 07:59:40 AM
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