ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jul 9, 2014
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「発掘、あるある」

 カルテットで遊ぶのは久しぶり。Vn1 ぼく、Vn2 マイケル、Va ナンシー、Vc メリッサ。
 近年なかなかお仲間が固定しないので、今回こそ長続きすればいいのだけれど。

 何十曲とあるハイドンのカルテットのなかから、数少ない短調ものということでカルテットおたくの間ではたぶん有名な作品20-5。「五度」ほどではないにしろ。

 1楽章はファーストはチョー難しい。フラット四つというビミョーな調性に戸惑う。やはり「五度」やベートーベン作品18-4と比較してしまう。フォルテではなくピアノなとこが要留意。
 4楽章はフーガっ。個人的にはフーガを弾くのは好きなので(聴くのはともかく)期待しまくって臨んだのだけれども、思ったよりイマイチ。かなり混沌。ヘンデルのメサイアだかモーツァルトのレクイエムだかベートーベンだかメンデルスゾーンだか、とにかく何かに似てるよーな。

 てゆーか、この曲全体に漂ふ「あれぇ、どっかで聞いたことがあるよーな」感。2楽章のメヌエットも3楽章(シチリアーノ?)も。
 パクりパクられ、大忙し? 決して大曲ぢゃないけれども、いろいろと詰まってる。





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最終更新日  Jul 15, 2014 09:10:38 AM
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