ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 18, 2025
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「Bottoms up」

 今日はシューベルトの弦楽五重奏曲で遊びました。バイオリンはクリスとぼく、ビオラはナンシー、チェロはオードリとエレン。
 この曲は過去に何回か弾いたことがあって、もちろん難曲という印象が強いけれど、今回は第二バイオリンだったからか楽しく弾けました。ハ長調だからってのもある。

 美メロはだいたい二重奏というかたちで出現します。しかし常に三度でハモるのではなく、影のパートも独特の動きをすることもあって、なかなか粋で乙。
 和声の動きもすごく面白く、オルガンで弾いても似合う曲。

 ときどき突拍子もない合いの手も登場して驚きます。例えば第一楽章のここ。ぼくのお気に入りの箇所。


 第二楽章は第二チェロが大活躍。ほかの四人がだいたい二つの組を形成して動くことが多いの対し、第二チェロは単独で全く違う動きをとる。しかも目立ちまくり。こりゃ大変。

 第四楽章、最後の最後もなんか凄い。ハ長調でがんがん攻めるかと思いきや、なにげにフラットも出てきて、締めは半音でずれ落ちてド。しかもバイオリン以外は開放弦ドヤ顔ディミニュエンド。







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最終更新日  Mar 28, 2025 09:35:01 AM
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