お散歩記録

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2013.12.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
パラグラフの特徴を知らないと損をする。

一番言いたいこと)から始まります。

それは、当たり前のことなので、そのあとは
安心して、詳しい情報や、反論や訂正などなど
が展開していくわけです。

悲劇はここにあります。
今でも、時々小論文も起承転結で
書こうとする人もいるし、

起承転結の起は、かる~いつかみや、
落語のまくらみたいだと思っていることが
多い日本人は、冒頭をスルーしがちなんです。
読んでも内容を覚えておかない。


ちょっと補足ですが、

日本語の文章はなぜか、起承転結が基本とか
いわれてます。
しかし、あれは実は論説文や説明文の
基本形ではないので、小論文などには
なじまない。
物語には、起承転結はよくなじみます。

ネタバレ 注意!)
ガンダルフ(魔法使い)が突然、ビルボ(小人族ホビットの変わり者)
を訪ね(起)
竜を探す旅に出て(承)
竜の住処をみつけたと思ったら、竜がお留守で(転)

ホビット村に帰る(結)

うん、見事に起承転結です。

しかし、論説文、説明文で、これをやったら今一つ
何を言いたいのかわからなくなります。
(私もネイティブの教授に『お前は何が言いたいんだ?』とコメントを
いただき・・・でしたが、今思えば起承転結を使っていました)

どうして、何が言いたいか伝わらないのか、
私が思うに、特に転がまずいです。
英文のパラグラフは基本的に
1パラグラフに一つのアイデアなのに、突然途中で

「ところで、関係ないんだけど、こんなこともあるよね。
はい、だからこういう結論になります」

これでは、「何が言いたいのかわからん!」と言われても仕方ない。

パラグラフの基本

1.

2.トピックについての詳しい説明(わかりやすくするために!)

3.コンクルージョン(結論、トピックの繰り返しっぽいけれど、
もうちょっと掘り下げて次のパラグラフへの橋渡しも兼ねる)



起承転結に慣れていると、一番大事なトピックをスルーしてしまう人が
実に多いんです。大事なことは最後にかいてあるというパターンには
慣れているので、3をスルーする人はあまりいないんですが、
1をスルーすると、2で何を読まされているのかわからなくなって、
3まで、行きつけないなんてことになりかねません。

英語のパラグラフ、まんなかあたりで眠くなってきたら
まず、パラグラフの頭にもどってみてください。

小説でも、それで救われることはよくあるんです。
推理小説では特に!
事件の概要があっさり書いてあったりするので
冒頭の文はスルー厳禁です。









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Last updated  2013.12.18 22:38:39


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