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piled timber
帰りたくない2
「ヘネシーで良いの」
「コルドンルビーが良い」
「誰が金払うの、後から客でも来るの」
「誰も来ないよ、良いじゃない私が飲みたいんだから」
金を払うのが客ならば、遠慮はしないのだが、自分よりも年下でしかも二十歳を越えてない娘から金を取るのは気が引けた。
「ヘネシーにしなよ、客のボトルを出すから」
「私は自分のボトルを飲みたいの。早く出してよ」
結局は、黒服はホステスには勝てはしない。僕は押し切られるままにコルドンルビーの封を切っていた。
彼女は僕の担当の娘では無かったが、ラウンドをしている関係からこまめに面倒を見ている娘だった。深夜の店に彼女がたまに遊びに来たり、店がはねた後、彼女につき合って、夜が明け始める頃まで飲むのは珍しく無かった。それに酔っぱらった彼女を送って彼氏が待っている部屋まで送り届ける事も何度も有った。
雑誌等に名前が乗るような客が彼女の客には多く、彼女は彼女なりにその客の間を泳ぎ周り、客を上手くあしらっていた。彼女が頻繁に僕の働く店に出入りを始めたのは、丁度部屋で待つ彼氏から、別の男に乗り換えようとしていた時期で彼女なりに悩みが多かったのだろうと思う。
週に二三度も彼女につき合うとその辺の事情は痛いほど判った。けど、僕が彼女につき合うのは、彼女が店の売り上げの三本の指に入っていたという部分が大きかったと思う。まあ確かに可愛いとは思っていたが、つき合っていた相手を知っていれば、自分には縁の無い相手と最初から思っていた。
「ちょっと来いよ、北ちゃん」
「何ですか」
「お前な、月に三回も四回も生理が来るなんて事有ると思うか」
「生理不順ならあり得ると思いますよ」
「馬鹿野郎、俺はな今月だけでいくら使っていると思うんだ。二百万は使っているぞ、それもたった四回でだ」
「おまけに気を持たせる事を言うから来てみれば、ごめんなさい始まっちゃったって、いったい月に何回あるんだ」
僕は彼女の客の愚痴を聞いていた。確かに客の言い分はもっともだと思うけど仕事と考えると彼女のフォローに徹しなければならない。
「いや、さーさん月のものはしょうが無いですよ。でもその気になる事言うだけ可能性があるって事じゃ無いですか」
僕がそういって取り繕っているところに、彼女が化粧室から戻って来た。
「御免ね、さーさん」
彼女がそういうと、客は照れたように苦笑いをしていた。
その晩、酔った客を帰した後で彼女はいつものように一人で店にやって来た。
「あーあ、やっと帰った」
「ご苦労様でした」
「あの親父ったら本当にしつこいんだから。気分転換に飲も」
「はいはい、つき合わせて頂きます」
結構彼女の飲むピッチは早かったが、来る時間が遅かったせいかニューボトルを入れる頃には閉店の時間になっていた。
「じゃあボトルを入れてお会計して」
「ボトルは次で良いんじゃ無いか」
「ボトルを入れてって言ってるでしょ」
「はいはい」
「お会計したら他に飲み行こ」
「わかったわかった。お供しますよ」
計算をするついでに時間で帰る了解を取り付けた僕は彼女の座る席に戻った。
「はい、ボトルがはいって五万五千円」
彼女が財布から金を出すのを受け取って、レジに持ち込み僕と彼女は店を出た。
いったん居酒屋まで彼女を送って、僕は着替えの為に店に戻った。そして、着替えて居酒屋へ戻ると、彼女はすっかり酔っぱらっていた。
「そんなに酔っぱらっているんじゃ部屋まで送るよ」
「駄目、北ちゃんまだ一杯も飲んで無いじゃない」
「じゃあ、俺が一杯飲んだら送っていってあげるから」
「うんわかった」
こうして僕はジョッキでビールを飲んで彼女を部屋まで送って行く事になった。さすがに飲み疲れたのか、彼女の足取りは危なかしかった。
道路を渡れば彼女のマンションというところで、彼女は突然振り返った。
「ホテル行こ」
「馬鹿な事言ってるんじゃ無いよ。部屋で彼氏が待っているんだろ」
「私じゃ嫌なの」
「そうじゃ無いけど。部屋まで送るよ」
「良いじゃん行こう」
そういうと彼女はホテル街へと続く路地へ僕を引っ張って行った。
「ちゃんと部屋まで送るから、部屋に帰りなよ」
「そんな事ばっかり言っていたら、北ちゃんにホテルに連れ込まれそうになったってみんなに言うからね」
「そんな俺は・・・」
「だから行こ」
結局、彼女に押し切られるようにホテル街へと入って行ったが、土曜の朝方という事も有りホテルに空き部屋は無かった。
「一件も部屋が空いてないって事は部屋へ帰れって事なんだよ」
「そんな事無いもん」
そういうと彼女は僕の手を引いて一件のホテルへ入って行った。
ホテルの中は部屋が空くのを待っているカップルが数組いた。しかもその待っているカップルの中に同業の男が座っているのを僕は見つけてしまった。
「まずいよ、知ってる黒服がいるよ」
「私はかまわないわよ」
彼女はそう言ってはいたが、その黒服は彼女の客に連れられて店に来た事が
あったのである。幸い僕らの方を向くことも無かったので、僕は彼女の腕を掴んでホテルから外へ出た。
「待っていれば、部屋は空いたのに」
「だってしょうが無いだろ」
「じゃあ、北ちゃんの部屋に連れていって。せっかくホテルで順番待ちをしてたのに、北ちゃんがホテルは駄目って言ったんだから責任をとってよね」
僕は渋々彼女を連れて、タクシーを使って部屋に向かった。
「狭い部屋ね」
「仕方が無いだろ」
「でも良いは」
そりゃ高給取りの彼女の住むマンションと、僕の住む壁の薄いコーポでは、部屋の広さも違えば、家具などの調度品も天と地ほどの差があった。ただ寝に帰る僕の部屋と彼を迎え入れる部屋では金のかけ方がおのずと違って来るのはしょうがない。
ベッドの傍らに、バッグを奥と彼女は僕に抱きついてきた。ここまで来れば少しは僕もその気になってきていた。彼女を抱きしめ返すと彼女をベッドへと誘った。
「洋服は何処へ掛ければ良いの」
確かに一着二十万以上する服にしわをつけるのは忍びなかったのだろう。僕は苦笑いしながらベッド脇のハンガーを指さした。彼女は静かに服を脱ぎ、ハンガーに掛けると僕が入っていたベッドヘ入って来た。事前にシャワーを浴びたいなんて言わないのは、やっぱり二十歳前というのもあるんだろうななどと僕は考えていた。
「私、胸小さいんだ」
そう恥ずかしそうに胸を隠す彼女の手を振り解くようにして、僕は彼女の唇に唇を重ねていった。ついばむように彼女の唇から僕の唇は耳に、そして首筋にと下がって行く。当然指先は、彼女の体にまだついている下着を脱がしていた。薄い体の上の乳房に顔を埋める頃には、彼女は全裸になっていた。彼女の下腹部に手を持って行った瞬間、彼女は私の腕を掴んだ。
「もう来て」
「うん、わかった」
僕は、彼女の足を開かせ、彼女に覆い被さっていった。しかし彼女に重なろうとした瞬間萎えていた。
「ごめんちょっと」
「どうしたの」
僕は彼女の手を僕の萎えてしまったものに触れさせた。
「えー信じらんない」
彼女はその細い腕で、僕をしごき始めたがいっこうに回復する兆しは見えようとしない。
「私を馬鹿にするのね」
彼女は怒って着替えるとさっさと部屋を出て行った。
僕は内心ほっとしていた。なんせ、彼女の新しい彼はいつも雑誌に出ているような怖い人だったからだ。店では僕と彼女以外にはホステスも席には座らせようとしない人で見た目も怖いが体はプロレスラーの様な人だった、そんな人の彼女になろうとしている娘と一度でも体の関係を結んだらと考えるとびびってしまったんだろう。それに、彼女と体を繋ぐ事によって彼女に惹かれる事に恐怖感を覚えたせいもあったろう。
彼女とは未遂に終わったが、逆にこの事が幸いして、彼女が店を移る時には一緒に移る事も勧められたが、結局僕は店を移らなかった。そしてその辺りには彼女は新しい彼と暮らし初めていた。もしも、僕があの日彼女に乗っていたら、彼女の誘いやお願いを断ることは出来なかったろう。
けど、今にして思えば、ちょっぴり損な思いもする(苦笑
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