ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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October 16, 2008
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カテゴリ: 日本語
保育園か小学校の低学年のころ。

わたしはよく母にくっついて近所のスーパーにお買い物に行っていました。
品物を選び、レジに並び、お金を支払う。

そのとき、レジの人が言うことばはいつも
「~円、お預かりいたします」
でした。

幼いわたしは、
「預かったものなんだから、返してって言えば返してもらえるんだろう」
と思っていました。


「今日も返してもらわなかった。しょっちゅう預けてるから、
 もうたくさん貯まってるはずだよね。いくらぐらい貯まってるんだろう」
とわくわくしていました。
「銀行とレジって、どう違うの?」と思っていたような気もします。

でも、いつになっても全然返してもらう気配がない。
そして、あるとき気づいたんです。
お金って、品物の対価として支払うものですよね。
だとしたら、支払ったお金って、返してもらえないのでは??

でも、「預かる」って言ってるし。
でも、もし返してくれるんだったら、ただで品物をもらってる
ことになる。それは、おかしいよね・・・。


とのことでした。

なんで、「受け取ってる」のに「預かります」なんだろう。
どうして、「~円、お受け取りいたします」じゃないんだろう。
今でも、「お預かりいたします」は、かなり多くのお店のレジで
使われているみたいです。


「そういうものなんだな」と自分を納得させて生きてきましたが、
いまだに気になります。

もともと「預かる」にそういう使い方があったのか。
誰かがそういう使い方をして、いつのまにか慣用的にそう使われる
ようになったのか。
それとも、ただ間違った使われ方をしている、というだけなのか。


「預かってもらったお金、返してください」
って、言ってみたいな~。
言えないけど。


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Last updated  October 17, 2008 12:05:11 PM
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