バイリンガル育児を楽しもう!

我が家の場合



ちょうど娘が6歳になった頃、いろいろなことが重なって(Nativeのお友達が相次いで帰国してしまったり、娘が他人と違うということを気にし始めるようになったりして)、娘が英語を話すのを嫌がるようになりました。もともと、6歳を一つの区切りと考えていたので、その時点で、私も悩んだのですが、一応、ある意味、英語の基本的な感覚が身についたかなと解釈し、また、その後の日本語の重要性も感じていたので、日本語での会話に切り替えることになりました。

さて、そうなってくると、それ以降は、ある意味、英語のできないお母さんと同じ状況になりました(つまり、いくら私が英語が話せても、英語で意思疎通を図らなくなったので、同じということです)。

そこで、じゃあ、どうやって英語力を維持、もしくは、伸ばしていけばいいかと考えると、やっぱり、これは、もう「読み書き」で伸ばしていくしかないわけです。

で、「お母さんが英語が得意でなくても、お子さんの英語がすごい」っていう場合、共通しているのは、「暗唱が得意」→「お子さんの読書力が凄い」という点じゃないかと思うんです。

これって、大人でも、本当に英語力のある人(会話力も含めてですよ)っていうのは、本を凄~く沢山読んでいるんですよね。

ですから、私は、日本に住んでいる場合は、まず、本を読む力(すなわち読解力)をつけてあげること、が大切であり、そして、「読み書き」のバイリンガルを目指すということでいいんじゃないかなって思っているんです。

話すこと関しても、別にあきらめているわけではないのですが、日本に住んでいる以上、英語を話す機会というのは、インター校やイマージョン校等に通わない限り、毎日コンスタントに与えて上げられるものではないですよね。

だから、私の場合は、将来子供が海外に長期で滞在する機会があったときに、話すことに関しては、ある程度、完成できれば、それでいい気がしているのです。

娘が乳幼児期は、「話せる」ということへの、こだわりが結構あったのですが、というか、私の場合は、自分が英語を話すことを忘れたくないという気持ちではじめた、バイリンガル育児だったので、あまり読み書きについては必要以上にこだわっていなかったんですね(簡単なワークはさせていましたが、かなりお気楽育児という形でやっていましたので)。

でも、結局、乳幼児期はそれでよくても、学童期以降、読み書きができないと、いつまでも、話すレベルが幼稚園児のレベルを超えることができない気がしてきたのです。

ということで、今現在の取り組みは、もちろん、基本的には、「掛け流し」をしていますが、
(1).「掛け流し」+「音読」→「暗唱」
(2).「読書」(これは、あまり実行されていませんから、結構いまだに悩む所です。グスッ)
(3).「ワークブック」
の3本柱を中心にしています。(本当は、もっと「書く」ことも沢山させたいのですが、今のところ、そこまでは時間がないといった感じです。)

その他には、一応、週に1回、Nativeのレッスンを受けていますが、それは、どちらかというと、おまけ的な要素だと思っていますし、毎日見ている二コロデオンも、遊びの一部といった捉え方をしています。

あと、(1)に関しては、音読や暗唱をするということで、一応、英語の発話の練習(口慣らし)にはなっているかなと思いますし、その練習が、読書力をつけていくためのステップにもなっていると思っています。

以上、誤解を招くような部分もあったので、補足しますが、上記のような取り組みは、毎日できているわけではありませんし、やれる日でも、5分~20分程度の取り組みです。




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