ガルーダの視線～takecyan10のブログ

新緑あふれる春です

芽吹いたばかりの緑を見ると

清々しく元気になります






人はどうしても自分のことをまず考えてしまう

自分が自分がと

自分を前面に出そうとする

天狗の心が強い拙者は特に反省するべき点です



その自分がを無くすることが

無我なる心



自分が無くなり他人を先に考える心



しかしそれにも落とし穴が・・・

【無我と生かす愛】




無我というのは

きわめて天国的な思想ではありますけれども

智慧を使わないと

他の人を間違った方向に誘導することもあります





そのためには

まず最初に

自分の欲

自我欲を抑えていくことが大事です




プライドや競争心

人を貶（おとし）める心は非常に醜いものですが

これを抑え

調和のなかに生きようとすることです





無我の思想で持って他人の我を増長させ

そして悪くするようなことをしてはいけない





それに対しては

やはり厳しい智慧の目を持って対処していく





そして

間違ったものに対しては

きちっと対応していく

間違いを教えてあげることも愛

その厳しさもまた愛

それが「生かす愛」になっていくわけです





与える愛というのが

単に方向性のみを持って智慧を伴わないときには

場合によっては相手を駄目にすることだってあります

そこで

愛はいちだんと進化して

生かす愛へと移行しなければいけないのです





生かす愛は

やはり相手を正しく導いていく愛なのです





正しく導くためには

善悪を知らなければなりません

善を得るためには

悪を知らなければ駄目なのです

悪を知っていてこそ

善というものを選び取っていくことができるのです






HS

先日は日本の素晴らしいところを取り上げましたが

今日は悪いところも見てみます

それは

いいものは取り入れ徹底的に追求し最高を求めようとする

しかしその裏には頑固なところがあり

柔軟性がない



いったん一つの組織を構築すると

それこそが全てと思い込み

伝統を重んじ

新しいものに対して拒否する態度で接してしまう


Stap細胞の小保方さんに対する態度もそのようなものを感じます



無我であるべく我欲を捨て

智慧を発揮して間違いを正す

悪を知って善を選び取っていく



日本はそのような国になって欲しいですね

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