ガルーダの視線～takecyan10のブログ

　作家の曽野綾子さん（84）が「週刊ポスト」のインタビュー記事で語った「高齢者は『適当な時に死ぬ義務』がある」との主張がネット上で大反発を受けている。

高齢者は権利や機会を若者に譲り、死と向き合うべきだ――そんな「生き方」の主張だったが、「あなたからどうぞ」など厳しい意見が相次いでいるのだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160202-00000004-jct-soci&p=1

J-CASTニュース 2月2日(火)18時59分配信


清貧をモットーとするクリスチャンの曽野綾子さんですが

なんか勘違いしてらしてたのではないでしょうか

「金持ちが天国に行くのはラクダが針の穴を通るより難しい」

と言う言葉が聖書にあるようですが

それを歪曲して信じていらっしゃるのでは・・・



新約聖書（マタイ１９章16－26節）に述べられている聖句はこうである。

さて、一人の男がイエスに近寄って来て言った。

「先生、永遠の命を得るには、どんな善いことをすればよいのでしょうか。」

イエスは言われた。

「なぜ、善いことについて、わたしに尋ねるのか。善い方はおひとりである。もし命を得たいのなら、掟を守りなさい。」

男が「どの掟ですか」と尋ねると、イエスは言われた。

「『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、父母を敬え、また、隣人を自分のように愛しなさい。』」

そこで、この青年は言った。

「そういうことはみな守ってきました。まだ何か欠けているでしょうか。」

イエスは言われた。

「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」

青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。

たくさんの財産を持っていたからである。

イエスは弟子たちに言われた。

「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」



さて

このくだりをどう理解するかです

この金持ちは道徳的な掟はすべて守ってきた



しかし

お金持ちは基本的に罪だと捉えるのでしょうか

それとも

自分の稼いだお金を無駄遣いせず

守り続けることが罪だと捉えるのでしょうか



やはり

後者のほうが罪だと感じます



まず

お金持ちは

「どのような善をすれば永遠の命が得られるか」と問いました

彼の考える善はこの世的なるものなのでしょう

この世の命を一番に考え永遠の命を乞うこと

これは今の地位や名声やお金への執着でしょう



お金を持っているだけならそれは罪にはならないことでしょう

でも

このお金持ちは

「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」

これを聞いて悲しんで立ち去ってしまったのです



そのお金を誰にも施したくないとなると

お金に執着していることになります

お金を自分が稼いだものだから自分だけのものだ

そのように考える心は隣人を愛せよと言ったイエスの言葉に反しています

なぜなら

そのお金は数多くの隣人から預かったものだからです

それを貧しい人に施すことなく

イエスの言葉に従えずに自分だけのものにしてしまった

これは宝の持ち腐れを意味します

そのお金持ちは

天に富を積むことができず

お金に執着して

そのことが重みとなって沈んでいくことを意味しています



このことは

お金＝余裕に繋がっていくのかも知れません




忙しくて

時間が作れない

時間の余裕が欲しい

時間が貯金できたら…

何度思ったことでしょう



しかし

現役を退いた今は時間はたっぷりある

この時間をあの忙しかった時に回せられたらと思う

今更どうしようもないことです



今のたっぷりの時間は

あの忙しい時があったから生まれてきた余裕

実はあの時に時間を貯金していたのかもしれない

今はそのように思うことにしています



と言うことは・・・

この余裕の時間を有効に使わなければもったいない

そんな風に思ってブログの記事を書きます

【余裕の創造】





諸君よ

余裕が天から降ってくると思うな




余裕とは積極的努力によって

つくり出してゆくものなのだ




余裕を生み出すためには

いくつかの条件がある




その第一は

余裕ある人生は常に善であることを

積極的に肯定することだ




まず念うことから

すべてが始まるのだ




余裕ある人生が素晴らしいものだと

ついぞ考えたことのない人には

ヒョッコリと

「余裕」

が舞い込んでくることは決してないのだ




第二の条件は

仕事の生産性を高めることだ




これは自分の一回の作業

一時間の時間の値打ちを

高めるための工夫をすることだ




一回の作業でできる限り

大きな成果を生み出す工夫をし

その成果をその場限りのものとせず

次なる発展へと

結びつけてゆくことだ




これは

たとえていうならば

鶏に卵を産ませることに

成功したならば

単にその卵を売るだけではなく

卵料理にして売り出してはどうか

ケーキ作りのスポンジに

使えるのではないか

などと考えてゆくことを意味する




また

高収入の人が

代替的な単純作業に

時間を費やしていないか

どうかという点検なのだ




第三に

余裕は愛より生まれるのだ




他の人のために

できるだけ多くの愛の時間を

割きたいと願う人は

余裕を生み出す必要に迫られる




必要が発明の母であることは

いつの時代でも不変の理であるのだ












HS


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◆革命の年にこそ、余裕の創造を。

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