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中国最高級観光地の終わりの始まり～【細切れの時間】

テーマ：未来予測世界情勢政治経済金融有事戦争災害スポーツ芸能科学書庫(1772)

カテゴリ：スピリチュアル

誰も行かなくなった中国の絶景
おはようございます　みなさん

中国10月29日のニュース

今年10月の中国の大型連休では
中国の観光市場に注目すべき変化が見られました

全国の来上者数上位50の5Ａ級観光地において
1時間以上滞在する旅行者の数が
2024年に比べて221万人減少し
3年連続で下落したのです

データによると
2023年から2025年の連休期間における
上位50箇所の5Ａ級観光地の観光客数は
それぞれ
2023年　4184万人
2024年　3843万人
2025年　3622万人で
3年間でおよそ13%の減少となりました

この動きはネット上でも大きな話題となり
中国の観光産業が構造的な転換機を
迎えていることを示しています

湖北省イショウ市の三峡大幕布景区の総経理アンチン氏は
今年に入ってから団体旅行客の数が
明らかに減っていると語ります

観光研究専門家のヤタ氏も

中国の大衆観光市場が新たな段階に
入ったことを示すものである

消費者中心に体験重視コンテンツ中心の
新時代の到来を意味していると分析しています

長年に渡り
複数の 5Ａ級景区の顧問を務めてきた孫氏も
高価格で混雑する従来型の5Ａ級観光地は
旅行者の選択肢から徐々に
外れつつあると指摘しています

今や多くの旅行者が
人それぞれ異なる価値観やニーズに合わせて
提供されるパーソナルな体験や
コストパフォーマンスを重視し
過度な価格設定には
魅力を感じなくなっているのです

実際旅行者の不満はSNS上にも現れています

連休前から

プラットフォームには行かない方がいい

罠のスポットといった投稿 が急増しました

多くの人々が人すぎて景色を楽しめないと嘆き
特に山岳型の観光地では狭い登山道や
展望ポイントでの混雑が深刻化し
安全面への懸念も広がっています

さらに最近新たに昇格した5Ａ級観光地の中には
景観に独自性が乏しく人口的で
多様性が失われた同じような施設ばかりだ

入場料の高さとサービスの質の低さも
観光客離れを加速させています

多くの観光地では
入場券が数千円と高額であるにも関わらず
実際に体験できることは
浅い川に足を浸す程度の単純な企画ばかりです

その他のアクティビティは追加料金が必要です

飲食や土産物の価格も高騰し
「マトリョーシカ式に次から次へと出てくる追加料金」
と揶揄されることもあります

また
インフラ整備の遅れも観光体験を大きく損ねています

四川省キュウサイコウは自然景官の美しさで知られています

しかし
地震後の復旧では道路の狭さやトイレ不足
通信環境の悪さが課題

海南省のテンガイカクでも料金が高い割に
休憩所やシステムの整備が不十分で「価格に見わない」
と酷評されています

北京市の故宮では入場制限を設けても行列が絶えず
黄山では混雑による事故の危険性も指摘 されています

さらに
一部の観光地では無料見物客を防ぐため
極端な封鎖措置を講じる例もあります

陝西省と山西省の境にあるゴコウ瀑布では
公道沿いに高い壁を設けて
滝が外から見えないようにしました

これに対し公衆観光客を締め出す行為だと
批判が殺当しました

周辺では鉄線フェンスが張り巡らされるなど
観光地の過度な営利主義がネット上で炎上しました

一方で地方や県レベルの小規模観光地が
新たな人気スポットとして台頭しています

混雑が少なく自然が残り
コストも低いそんなリラックス感や
本物の体験が旅行者の心を掴んでいます

オンライン旅行会社の分析によると
北京市や上海市といった
一・二線都市よりも
三・四線都市や県レベルの観光市場の成長率が高く
小さな町が大都市を上回る現象が定着しつつあります

中国の5Ａ級観光地制度は2007年に始まり
故宮や長城
キュウサイコウなど66箇所が初めて認定されました

その後2024年までに358箇所へと拡大しました

しかし
数の増加と共に質の低下も目立つ ようになりました

高価格化
過剰な商業化
管理のずさんさが重なり
観光客の信頼を失いつつあります

観光とは本来人々が自然や文化を分かち合い
心を癒すための場であるはずです

短期的な利益ではなく
長期的な信頼を築くことを選ぶなら

憧れの場所となるでしょう
看中国【日本】

この記事とは違った見方ですが

中国の人々も中流庶民が増えて

観光地にどっと押し寄せるような光景が良く見られていましたが

経済的な発展も翳りが見えてきて

庶民の経済的格差も出てきて

今になってようやく量より質に目覚めたのでしょう

高度成長期のかつての日本も

ガイドが先頭に旗を旗を持って

その後をぞろぞろと

大勢の日本人観光客がついて行くという光景が

よく見られました

今は個人旅行が多くなって

それぞれの趣味や嗜好による観光地に行くようになりました

前者は高度成長期の日本でお金もそこそこ回って

みんなで多額の旅費を払って

ガイド付きで観光するスタイルだったのが

低成長期になって

個人的な旅行が増えているということでしょう

中国も同じように低成長期になって

それぞれの懐に合った

個人旅行が増えているのではないでしょうか

今日の光の言霊は 【細切れの時間】 です

人生が黄金の時間であることを知っている人は

わずかな時間を惜しんでその時にできる仕事をしたり

勉強したり無駄な時間を過ごさないいように努力しています

その積み重ねが大きな成功に繋がって行くのでしょう

時間の使い方を知っている人は

成功の中にいる人でしょう