はっぴぃ★ぶ~け

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三都観劇ツアー観劇報告

三都観劇ツアー観劇報告

~キャッツ・アイーダ・美女と野獣~


観劇旅行記の3つの舞台の報告を、まとめてお送りします。(データもそんなに新しくないので・・)

『キャッツ』 宮城県民会館にて

主な配役 グリザベラ:範 衛華 ジェリーロラム:井上 智恵 オールドデュトロノミー:小林克人  バストファージョーンズ:村 俊英 他

ストーリー場所は都会のゴミ捨て場。今宵猫たちは集まり、天上に昇るただ一匹の猫を選ぶ。おばさん猫、 金持ち猫、盗賊猫や役者猫たちの生き様が、次々と紹介される。明け方、長老猫が選んだ、ただ一匹の 猫、それは、年老いた娼婦猫だった。彼女はわが身の不幸を嘆きながらも、明日に向かって進もうとする その姿勢の変化から、長老に選ばれたのだ。天上に昇る彼女を見送った猫たちは、客席の人間たちに向かって、 猫との付き合い方を述べる。「猫は犬にあらず」と・・・

ぴよがミュージカル好きになったきっかけの作品です。品川を皮切りに、『猫』の行く先々に 旅に行きました。それでも最後に見たのは名古屋なので、3年くらい前でしょうか?キャストも大分変わりましたが、 あのゴミだらけの劇場に足を踏み入れると、いつでもワクワクさせられます。そのゴミの中から猫がひょっこり顔を 出すこともしばしば。客席中を猫が走り回るので、まさに客席一体型の作品です。ただ、あまり馴れ馴れしく 手を出すとひっかかれますのでご注意を(笑)この作品、ダンスと歌が盛りだくさんで本当に楽しめます。中でも、舞踏会のシーンでの雄猫と雌猫のダンスは 圧巻。重さを感じさせないリフトなど、見ていて鳥肌がたちます。また、これは四季のどの作品でも 思いますが、キャストの変更がやっぱり楽しみ。(某作品では「○○さんが××の役をやる」と言うだけで、 いきなり夜行バスで0泊3日とかしていました・・)最初の頃は猫の見分けなどほとんどつきませんが、 見慣れてくると、舞台の端で面白い仕草をしてたりするのを観るのも楽しみになってきます。キャストや 演出や猫の柄(笑)が変わっても、いつでも私の中のNO.1ミュージカルです。

『アイーダ』 大阪MBS劇場にて

主な配役 アイーダ:濱田 めぐみ ラダメス:阿久津 陽一郎 アムネリス:佐渡 寧子 他

ストーリー
紀元前のエジプトの展覧会の会場に、ひとつの石の箱が飾られている。一人の男と一人の 女が、その箱の前で脚を止めた。二人がすれ違った瞬間、舞台は紀元前のエジプトへと転換していく。エジプトの将軍ラダメスは領土拡大のためアフリカに遠征、勝利の凱旋の途中だった。捕虜の中には、 ヌビアの王女アイーダの姿がある。二人は最初激しく諍い対立するが、ラダメスは徐々にアイーダに惹かれていく。 一方ラダメスには、ファラオの娘で婚約者のアムネリスがいた。アムネリスは捕虜として連れてこられた アイーダを侍女としてそばに置き、次第に彼女を信頼するようになる。アイーダもまたアムネリスに親しみを 覚え、ラダメスに惹かれていることを隠して二人の幸せを願う。やがてラダメスがアイーダに愛を告げ、 アイーダも応えるが、二人の立場はあまりにも違いすぎた。折りしもエジプトは新たな遠征で、アイーダの父である ヌビアの王を捕らえてくる。エジプト打倒をもくろむ王は、アイーダに、ラダメスをそそのかすよう命じる。 結局反乱は失敗に終わるが、反乱が起こったのは裏切り者がいたからだと囁かれ始め、それがアイーダに そそのかされたラダメスだと言う。二人は生きたまま石の箱に入れられ、土に埋められるのだった。
場所は展覧会の会場に戻り、箱の前で足を止めた二人は、互いがかつて共に土に埋められた愛する人で あることに気づく。二人は再び現世でめぐり合ったのだった。

これは、宝塚でも題材をとっていたり、元のオペラが来日したりと、ちょっとしたブームになっていましたね。 宝塚版を先に観ていた私は、その解釈の違いとかいろいろ楽しめました。(宝塚版のアムネリスはアイーダを いじめますしね)後は、アムネリス様の衣装。お洒落好き、ということが述べられるナンバーは一種 ファッションショーのようで、面白かったです。それと・・・宝塚の綺麗なラブシーンを見慣れた私には ちょっと刺激の強い、濃い目のラブシーンがありましたね。子供に見せるのはどうなんだろう・・?みたいな・・ また大阪まで観に行くのは無理ですが、東京方面に来たらまた観たいですね

『美女と野獣』京都劇場にて

主な配役 ビースト:柳瀬 大輔 ベル:秋元 みな子 ガストン:深水 彰彦 他

ストーリー
昔、ある城に住む王子は、甘やかされて育った為、愛情や優しさを知らない傲慢な 人間になってしまった。ある冬の夜、一人の老婆が一夜の宿を求めて城にやってくる。老婆の醜い姿に、 王子はその願いを拒否する。すると老婆は美しい魔法使いに変わり、王子を醜い野獣の姿に変えてしまった。 魔法使いの残した薔薇の花が最後の花びらを散らすまでに、王子が愛し愛されることを知るなら魔法が解けるが、 醜い野獣を愛するものなどありはしない・・・
街では発明家の娘のベルが本を読みながら歩いている。 街一番の美女だったが、夢見がちなベルは、街の人々から変わり者だと言われていた。そんな彼女の美しさに 目をつけたのが、自他共に認める、街一番のいい男ガストンだった。ガストンはあの手この手でベルに プロポーズするが、ベルはとりあわない。もっと広い世界には、大きな夢がある。ガストンの妻になるなど、 問題外なのだ。
ベルの父が発明品の展示会に出かける途中、森で迷い城に助けを求める。その城は あの野獣にされた王子の城だった。城の召使たちも『物』に姿を変えられていた。やがて招かざる客の彼を、 野獣は地下牢に閉じ込めてしまう。父の異変を知ったベルは城に向かい、父の変わりに自分が城に残ると 言い出す。出合った時の恐怖と、傲慢な野獣の態度にベルは反抗するが、狼に襲われた所を助けてくれた野獣に、 ベルは少しずつ心を開き始める。野獣もベルに惹かれ、二人は急速に親しくなっていく。
街では、野獣の 城の話をするベルの父は狂人扱いされていた。街に戻ったベルは、野獣が実在することを、野獣にもらった 魔法の鏡で示す。ガストンは街の人々の恐怖をあおり、野獣を倒しに行こうと言う。ガストンと野獣の一騎打ちで、 ガストンは塔から足を滑らせて落ちてしまう。ガストンから受けた傷で瀕死の野獣の元にベルが駆けつけ、 彼を愛していると告げる。その時最後の花びらが散り、野獣は光に包まれ、美しい王子に変わった。 城の者たちも皆人間に戻り、王子とベルは幸せそうに寄り添うのだった。

これも大好きな作品です。何せ華やか。しかも涙あり笑いありで、最後まで楽しい。これぞディズニー! です。物にされた召使たちも個性的で(衣装は重そうですが)大好きです。この作品も何度観たか分かりませんが (・・・)今改めてみると、前は気にも留めなかったナンバーや台詞で泣けたりするんですよね。柳瀬さんのビーストは初めて観ましたが、やはり良いお声♪ベルを街に帰す時の「・・行って・・」と 言う台詞で、号泣でした。夢一杯で大人から子供まで楽しめる作品です。

ということで、大分駆け足報告でしたが、興味を持って頂けたら嬉しいです。



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