旧国会議事堂
長い階段の上に何本もの柱に支えられた白い建造物、中央に白い大きなドーム天井がそびえる。どこかで見たことがある建物だと思うのも当然、モデルはアメリカのホワイトハウス。今となっては皮肉なものである。建築は1929年。幅208m、高さ98mの４階建てで大理石をふんだんに使い、床には24カラットのダイヤモンドまで埋め込まれている。この場所は、キューバ道路の基点ゼロ地点でもある。また、入口にある彫像は台座と像あわせて26mもの高さがあり、世界で２番目に巨大なもの。キューバの国旗をまとった女性の像で、キューバの象徴となっている。20世紀初めのキューバの経済状況を物語る立派な建物である。
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